プロダクト名が変わっても、利用者に浸透するには時間がかかる
ストレングス・ファインダーは 2019 年にはクリフトンストレングスに名前を変えているが、2022 年においてもぼくの観測範囲においてはぜんぜん浸透していない。大半の人々はストレングス・ファインダーと呼び続けている。
ストレングス・ファインダーをお探しですか? お探しの場所は間違っていません。
当社は最近、クリフトンストレングス・ファインダーをクリフトンストレングスにリブランドしました。
クリフトンストレングスオンライン才能テスト | JA - ギャラップ
Google の、かつて Data Studio だった Data Portal は、2022-10-11 のお知らせで Looker Studio という名前に変わったことが周知された。でも人々の脳内に残ったキャッシュはしばらく Data Studio や Data Portal と言った呼び名を存続させるだろう。
また、本日より、データポータルは Looker Studio となります。
統合ビジネス インテリジェンス プラットフォーム、Looker の次なる進化の紹介 | Google Cloud Blog
利用者からすると、ほとんどのケースにおいて名前の変更なんて知ったこっちゃないし、提供者側の都合によって覚え直しのコストを払わされるのはなかなか渋いよなあ。そのプロダクトにこれから触れる人は新しい名前で覚えていくことになるから、そうしてだんだんと古い情報が消えていくのを待つしかないか。
自分がなにかしらのプロダクトの名前やそのプロダクトの機能の名前を変える決断をするような立場になったとき、浸透には時間がかかるってことを認知できるようにしておきたい。