プロの驚き屋とプロのイチャモン屋の視点を使い分ける
革新的っぽい雰囲気のプロダクトが登場したとき、プロの驚き屋とプロのイチャモン屋がどこからともなく次々と現れて、語彙力と過剰表現を徹底的に駆使してそれを褒めちぎったり、それがいかにダメで問題を抱えていて普及なんてするわけないかを論じてくれたり、する。
心身が不調なときなんかは、そういうのを個別に見かけたときに「はあ、またか…」「やってんね」「どうしてこうなってしまうのか」と胸やけのようなムカムカ感をもよおしてしまって、悩ましく感じていた。
発言を個別に見ずに「これは驚き度が高い」「これは、ややイチャモン」と発言たちを遠くから見てマッピングしていくと、評価の全体感が見えてくる。外れ値みたいなデータに過剰反応しないのは大事だなあ。