フクロウを描け
From 「フクロウを描け」と会社のバリューに書く理由 | Coral Capital
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Twilio のバリュー、行動規範のお話。9 つあるうちのひとつが「フクロウを描け」とのこと。おもしろい。
フクロウの絵を描かなくてはならなくなるのがスタートアップです。フクロウなんて描いたことなんてないし、描き方のマニュアルもありません。周囲に聞いても誰もやったことがなかったりします。でも、あなたはフクロウを描かないといけないのです。「確か瞳は異様に丸くて大きくて……、羽根がモコモコで……」。どこから描いていいかも分かりませんし、最初は自分で見るのもうんざりするような、情けない失敗に終わるかもしれません。でも、自分で考えて、どうにか描くのです。
コンフォートゾーンに留まるな、というお話として受け止めることもできるな。
その際のポイントは、プロダクトのこと(シンプル、簡単、便利)だけでなく、人(People)、プロセス(Process)をも十分に体現したものでなければならないとか(3つのP)、形容詞よりも名詞で始めるといったことなどだったといいます。具体的で行動に繋がなければ意味がないので、例えば「互いに敬意を払う」というよりも「謙虚であれ」のほうが良いといいます。「敬意を払う」の解釈が広いのに対して、社員同士で互いに謙虚な態度でいるのは自明だからです。
以下、あわせて紹介されていた Twilio 以外の会社の事例。Zappos と Possible のバリューもおもしろい。
Zapposのバリューの中にも、ひねりを感じるものがあります。「Create Fun and A Little Weirdness」(楽しくなるようなことをやろう、ちょっとヘンなくらいでいい)。
Possibleというネパールで活動するNGOは「We are transparent until it hurts」と掲げています。冗長に訳すと「痛みを感じるギリギリまで、われわれは情報に関してあけすけでいます」という意味でしょうか。
『ぷしゅ よなよなエールがお世話になります』で読んだ「知的な変わり者」っていうフレーズもよかった。