トラックバックする世界
ジャニーズ事務所の問題について、いろんなプレイヤーがいろんな意思表明をしている。とくに種々の企業たちがウェブサイトに「うちはこう考えています、こういうスタンスです」と明言しているのはとてもいいな〜と思っていて、Web 2.0 だなんだと騒いでブログが盛り上がっていた時期を思い出し、トラックバックに想いを馳せている。話題の中身そのものについてはここでは言及しないけれど、人々の間に共通の話題があって、それについて意見を言い合うやりとりが成立しているのはよろこばしいことだと思う。世界がトラックバックしている。 日本語圏のポッドキャスト界隈を盛り上げてくれている LISTEN というサービスにバックリンク機能が実装された。ぼくもさっそく「◯◯というポッドキャストのエピソードの中で、あなたのエピソードが言及されました」的なメール通知を何度か受け取った。これはうれしいですねえ。 https://open.spotify.com/episode/4k7G959uY3kC8Yr0gdH5mX
2023 年になって「トラックバックっておもしろいなあ」とあらためて感じている。コメント機能とは体感がちがうんだよな〜。立場が対等っぽい体感になるのがぼくの好みなのかな。 ポッドキャストのエピソードに対して、ソーシャルメディアへの投稿で反応する
ポッドキャストのエピソードに対して、コメント欄に感想を書く
のと、
ポッドキャストのエピソードに対して、ポッドキャストのエピソードで反応する
のは、けっこう体験がちがうんだよな〜。「話し手 と 聞き手」みたいに、立場を規定しないのが好きなのかも。あくまでも「話し手 と 話し手」で対応というか、結局は「人 と 人」という関係性をぼくは求めている気がする。非対称な関係性にそわそわを感じてしまうところがある。