コミュニケーション文脈での「期待値」
@dora_e_m: すごく個人的な気になりでは有るんだけど、「そうあってほしいこと」に「期待値」と名付けるのは違和感あるんですよね。確率論のそれと違う使われ方をしてるから。 言われてみれば、たしかになあ。統計なんかをやっている人からすると、そっちの「期待値」の意味を先に思い浮かべるよね。「成功の方程式」みたいに言われるときの「方程式」もそうだけど、数学の概念を拡大解釈してビジネスやコミュニケーションの文脈で改変した使い方をするパターン。「これは比喩」ということが発信者と受信者の間で認識合わせできていればよいのだろうけれど、期待値についてはその範疇をこえてしまっているように感じられる。 ぼくもコミュニケーション文脈での「期待値」って言い方をしたことがあり、これを機にあらためていこうと思った。 この「期待値」はだいたい「調整」とセットで使われるから、たんに「期待」と言うようにして「期待をすりあわせる」みたいな使い方をしていけばよさそう。