アフターコロナ
実際、社内を眺めていても「この会はみんなで出社して集まってやりたいから、来週以降にリスケにしましょう」なんてことが 2 月の上旬にはよく言われていたように思う。しかし!この文章を書いている 2020-04-03 にも事態の収束は見えていなくて、そんなふうにリスケにしていたらいつまで経ってもお仕事が進まない、ってことをみんなは理解してきた。 ぼくらは当初は下記の図のようなイメージを抱きがちだったのだろう。今は一時的に特殊な状況、事態が収束したらまた元の日々に戻る、と。
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だけれども、まるまる 2 ヶ月間ほどの緊張した日々の中で、だんだんと「そうではないのかも…?」と感じるようになってきた。「アフターコロナ」「ポストコロナ」というときには、可逆な変化を指すのではなく、ビフォアーコロナに戻るという話ではなく。いま私たちが過ごしているこの時間は、もう不可逆な変化が起きてしまったあとという意味で「アフターコロナ」なのだと思う。
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もちろん、またオフィスに出勤してお仕事をする日は訪れはするだろう。ぼくの残りの働き期間が 40 年間くらいあるとして、これからまったく通勤をしなくなるというわけではない。だとしても。私たちの会社の働き方はすでに変わっていて、在宅でもけっこういけるじゃん、在宅勤務のメリットもデメリットもわかってきたから今後はもっとうまく活用したいね、と話は前に進んでいて、こうして「考え方」は大きく変わってしまっている。これは元には戻らない。
直近の数ヶ月間で大きく変わったコト、少なからず変わったコト、前後でなんら変わらないコト。この状況に合わせて大きく変わった組織、まるで変われなかった団体。それらを見ていた私たちの認識は、どう変わったか?社会も大きく変わってきている。これは元には戻らない。
泣いても笑っても、ぼくらはアフターコロナな今を生きていくことになる。すでにそうなっている。