アウト・ペインティング思考
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こんなふうに「外側を考えてみる」って思考パターンが人生の役に立つこともあるよな、と思ったので、これを「アウト・ペインティング思考」と呼んで紹介してみたい。
自分が小集団の中にいて A という属性を持っていたとする。自分のまわりはみんな B で、そこでは自分はマイノリティって状況を仮定する。このとき B の人々がマジョリティであることを理由に「おまえはおかしい」とか「そんなことを言っているのはあなただけだ」と言ってきたりする。 https://gyazo.com/92c05dee811e3edc87355b64281ab94a
ためしに、集団の外側を想像してみる。
https://gyazo.com/837252214e9dc0013f9b9b8dd4c3694d
極端な状況として「実はその集団の外では A が圧倒的多数」ってこともあるかもしれない。そうだとしたらマジョリティだと思っていた B の方がマイノリティになる。 https://gyazo.com/cb816dd21b149828983e75fdac1fb44e
もちろん、逆の極端を考えれば「どこまで世界を広げても B が多数」という状況もあるだろう。現実はいつだって「極端と極端の間のどこか」に位置している。
https://gyazo.com/ded61bd36c5a2eea54c8d469589634e5
いずれにせよ、外側を見ずに判断するのは時期尚早ってことだ。まずは、自分の視界の外にも世界が広がっているってことに気が付こう。次に、その世界がどんな模様をしているか想像してみよう。そしたら、その想像が実際にはどうなっているのか調べてみよう。最初に見えていた景色とは、ずいぶん違って見えるかもしれない。