「談」と「論」
ぼくのこのエッセイシリーズもまさにそうで、いろいろとしゃべってはいるけれど何かを論じているわけではない、みたいな内容のものは、談ではあっても論ではないな、と思ったのでした。 談
大事なのは「娯楽性」っぽい
物語としておもしろいかどうか
「波瀾万丈の人生」の紹介みたいなやつは再現性に主眼はなくて、娯楽性が高いかどうか
論
大事なのは「再現性」や「実用性」っぽい
「組織論」をテーマにしたイベントで「組織にまつわる私の体験談」をしゃべったら、期待と実態のミスマッチで満足度が下がりそう。「談」と「論」を区別して使い分けできるとよいのだと思う。論文に「談」を書いたら、やっぱり評価されないはず。
ん、談のつもりで書き始めたけど意外と論じてしまったかな。書きながら整理が進んだっぽい。