「憧れ消費」と「応援消費」
グッドニュースは、サマンサタバサを成長させた寺田氏が2年の歳月をかけたプロジェクトだ。「コロナ禍で海外へ行けない中、国内でたくさんの生産者と出会いながら、社会課題がある中でどう解決して、今後の明るい未来を作っていくかを考えた。30年前にサマンサタバサを立ち上げてから、セレブリティーを起用した“憧れ消費”を推し進めてきたが、時代はこれから“応援消費”に変わっていくはず。ここには応援したい消費がたくさん集まっている」と寺田氏は説明する。
ぼくは「時代の変化」はわからないけれど、自身の行動特性として「最近は、応援消費が好き」とは言えそうだ、と感じている。なんだろうなあ、ティーンの頃はもっと「憧れ消費」をしていた、あるいはしたいと思っていた、ような覚えがある。ただもう 20 年くらい前のことだから記憶が定かではないね…。 19 歳か 20 歳のとき、冬に着るコートとして 6 万円くらいのお洋服を買ったことがあって、この文章を書いている 39 歳の今の方が経済的には余裕があるけれど、だけれどコートに 6 万円を出したい気持ちは今はない。あのコートを手に入れるために支払った 6 万円は、きっと憧れ消費だったと言えそう。かっこよくてかわいいコートだったもんね。着ているときは気分がよかった。 最近の自分の消費の内訳は、こんな感じかなあ。
機能に対する消費
自分への投資的な意味での消費
友人にプレゼントを贈ったり
なくなってほしくないお店でいっぱいお金を使ったり?