NIMBY
NIMBY(ˈnɪmbi、またはnimby)は、「not in my back yard(私の家の裏には御免)」という語句の頭字語である。「施設の必要性は容認するが、自らの居住地域には建てないでくれ」と主張する住民たちや、その態度を揶揄する侮蔑語(総論賛成・各論反対)も意味する。日本語では、これらの施設について「忌避施設」「迷惑施設」「嫌悪施設」などと呼称されることもある。これは、地元住民が自分たちの地域に提案されたインフラ開発に反対し、厳格な土地利用規制を支持する姿勢を表している。そのような住民は、開発が自分たちの近くにあるからこそ反対しているのであり、もしそれがもっと遠くに建設されるのであれば容認したり支持したりするだろう、という含意がある。住民はニンビーズ(nimbys)と呼ばれ、その観点はニンビズム(nimbyism)と呼ばれる。反対の運動は、「yes in my back yard(私の裏庭ではいいよ)」の略であるYIMBYとして知られている。
この頭字語は、1979年2月のバージニア州のデイリー・プレス(英語版)の新聞記事で初めて登場した。
ぼくが想像していたよりも起源は古かった。