3軸加速度センサによる計測データに基づくスラックライン動作の上達指標に関する検討
本論文の扱う「問い」
本稿では,計測全体とバランスを崩す前後の動作で有意な群間差があるパラメータ探索を中心に扱いました.
本論文のここが面白い!
本論文では,加速度センサ単体による習熟度評価を行うことが面白い点だと考えています.先行研究では,モーションキャプチャーを利用しているため装置や被験者に制限が設けられます.これらの問題を加速度センサで解消すると同時にセンサ単体で習熟度による評価を行いたいと感じました.
本研究では,数値による解析がベースだったため今後は実際のパフォーマンスとの比較を行いたいと考えています.これらの数値がどのような動きと対応しているのかを理解していくことで実際の指導現場にも生かすことができると考えています.
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