作業療法学生を対象とした精神障害領域臨床実習自己効力感尺度の作成
本論文の扱う「問い」
作業療法学生を対象とした精神障害領域臨床実習における自己効力感尺度とはどのようなものか?
本論文のここが面白い!
作業療法学生は, 精神障害領域の臨床実習の場面で,対象者に対する理解や対応の仕方などで困難さを感じています.本研究では,臨床実習の場面で生じる困難さを対処可能とする要因として自己効力感に着目し,精神障害領域臨床実習自己効力感尺度を作成しました.作成した精神障害領域臨床実習自己効力感尺度は,「実習に対する自律的動機づけ」因子17 項目,「実習場面での自己コントロール行動」9 項目で構成されています.
今後は,今回作成した尺度を用いて,実習場面での困難さに対処するための教育的介入の効果を検討する予定です.
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