データ利活用人材育成プログラムの開発:データ利活用サービスのプロトタイプ作成支援環境の開発とその実践
本論文の扱う「問い」
テクノロジーによる地域課題の解決に対して多種多様なステークホルダーの関与を引き出す学習プラットフォームのデザインとは?
本論文のここが面白い!
本論文は,データを利活用した地域課題の解決や,課題解決を実現するサービス(データ利活用サービス)の進化に貢献できる人材(データ利活用人材)を育成する教育プログラム(データ利活用人材育成プログラム)をデザインし,実践した結果をまとめたものです.多種多様なステークホルダーがデータ利活用サービスのプロトタイプを自ら試作しながら地域課題解決のアイデア創出を可能にするプロトタイプ作成支援環境を開発し,本プログラムに組み込みました.実際に本実践の参加者からは地域に密着したデータ利活用サービスのアイデア創出があり,本プログラムの有用性が示されました.今後は,教育システム情報学の知見を組み込むことで,活動に関わる授業設計の改善やプロトタイプ作成支援環境のアーキテクチャの改善を行うことが課題です.
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