なぜ計算論的認知スキーマが今必要なのか?̶システム設計意図の整合性評価・比較・共有に向けて̶
本論文の扱う「問い」
学習支援システムの設計意図たる所望の問題解決スキルを,どのように記述・評価・比較・共有できるか?
本論文のここが面白い!
従来の学習支援システム研究では「学習者にどのような問題解決スキルを習得させたいのか」という設計意図が暗黙的もしくは自然言語で提供されており,課題との整合性評価やシステム間比較・共有が困難でした.「計算論的認知スキーマ(CCS)」は,タスクオントロジーに着想を得て設計意図を認知タスクのオントロジーとして計算機可読に記述する試みです.例えば,見かけ上異なるシステム(例:プログラミングと文章構成支援)が共通の認知スキーマを扱う統合可能なものであると検出できるなど,学習支援システム間の設計知を繋ぐ「共通語彙」を提供する世界初の試みです.
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