参考文献
読書リストを兼ねて。
0 二回試験必携
1 各科目のバイブル
必ず複数回,目を通しましょう。
2 教科書・参考書
(1)民裁
ア 要件事実
↑ここまでは,必須。
↑ここまでやれば,安心。
↑総論は読んでおいた方がいいと思います。
条文に沿っての解説は,辞書的に。
イ 事実認定
ウ 民事裁判手続
出てくる条文を全てデイリー六法で引きながら,これを通読すれば,基本的に問題なしだと思われます。
民訴の基本書としては,これが一番よいような気がする。
エ 民法の基本書
条文・判例を,要件→効果という形で淡々と説明しているものが使いやすい。
(2)民弁
(3)刑裁
ア 事実認定
(ア)犯人と被告人の同一性
犯人と被告人の同一性は,事実認定ガイドのQを全てやれば,基本はつかめるはず。
供述の信用性判断の基本。
(イ)構成要件等の刑事事実認定
イ 刑事裁判手続
Qを全部考えましょう。
ウ 適条表
(4)検察
ア 終局処分起案
(ア)書き方
何度も読みましょう。
(イ)刑法各論
何でも。
教官は,大コンメンタールの一読を勧めていましたが……。
(ウ)起訴状
イ 刑事手続
二回試験の手続問は,ここからしか出題されないそうです。
(5)刑弁
これが全て。(教官談)
それ以外の教材は,刑弁に関しては,全く不要です。
3 演習教材
(1)民裁
この15題を完璧にすることから,要件事実の勉強は始まる。
はじめの方に載っている表を見て,訴訟物を記載し,ブロックを組んでみる。全部できれば,だいたいOK。
解説付きの演習問題としては,これが一番いいと思います。(解説内容が,今の教官室の見解と近いから。)
岡口裁判官の『要件事実問題集』は,よい本だとは思いますが,今の教官室見解とは,わりとずれています。だから,二回試験対策としては,個人的には,あまりおすすめしません。 昔の白表紙。
前期起案のレベルらしいが,十分勉強になる。
解答・解説がないのが玉に瑕なので,勉強会形式で使用するとよいと思います。
記録及びそのブロックがついています。
教官室見解に近い。
(2)刑裁
数年前の二回試験問題らしい。
4 論証の考え方,文章の書き方など
(1)論証
(2)文章の書き方
(3)起案における言い回しなど