これは広岡ジョーキが最初に書き込んだ断片です
武田氏がCosenseを始めた(/stakeda-research/About)ことに触発されて、自分もやってみる。影響されやすい人間。
最初に書き込むべきノートはなんだろう。「ノート」?Cosenseではこういう断片のことを正式には何と呼ぶんだろう?
→「ページ」らしい(/help-jp/ページを作る)
Cosenseの特徴(リンクやタグでどんどこつながる)から連想した文章があるので、まずそれを引用してみる。
思考をそのまま文字にするという触れ込みの装置ができたとして、頭の中に新たな手とペンが必要となるだけの気がする。 だから本当に大切なのは、何かと何かの関係であり、そのもの自体の活動ではない。そのもの自体がそこになければ、関係の方もないわけだけど。
(円城塔「これはペンです」より)
もう既にいろんな人がやってそうな引用だな。
さらに、
ミハイル・バフチンのいう「交通」
仏教のインドラの網
フェリックス・ガタリのリゾーム
あたりを連想。リゾームについては、最近鬼気迫るラインナップを展開しているケアをひらくシリーズの「異界の歩き方」の中で、中井久夫の「オリヅルラン」と一緒に論ずるパートがあっておもしろく読んだ。「異界の歩き方」と「イルカと否定神学」で立て続けに中井久夫の箴言知に触れた影響で、満を持して中井久夫の著作そのものを読み始めたりもした。中井久夫の文章には長いこと「引用」でしか触れてこなかったけど、通して読んでみると完全に神通力の持ち主が書いた文章だった。精神科医が患者の主観を見透かして、逆側から共通言語で話しているような感覚。これは神田橋條治と同じくらいすごいんではないか?と思ったら、まさにその神田橋條治が「中井久夫はウルトラマンだ」と評していたらしい笑。
……こうやってブラケットつけるだけで「さっさとそのページを書け」という促されが発生する仕様はおもしろいな。
どんどん書きたくなる作りになっている。脳が動いた記録として残せる感じがする。
ひとまず、2024年の大晦日にこれを始めたということで、記録しておく。年明けから「Cosenseを書く」日課(タスク)を20分組み込むのもいいかもしれない。