カウンタ技法
プログラムを組むと、同じ作業を繰り返し命令することが非常に多い。
というかコンピュータや機械は同じ作業を繰り返し行うことが全く苦にならないので、同じ作業を何度も繰り返す内容をコンピュータや機械にやらせるのである。
人間の中にも、同じ作業を4時間やるとなると、「気が変になりそう」と思ったり、「時間が進むのが遅い。もうどうかなりそう」と思ったりする人がいる。そういう人は、「この作業をどうやったら作業効率を上げることができるだろうか」と考えながら行動し、生産性を高めると良いだろう。
さて、その繰り返し作業をプログラミングする上で、より発展した内容を行うために必須なのが、カウンタ技法だ。
カウンタとは、数を数えること。これをプログラムの繰り返す作業の中で同時に行うのである。
例えば、これ。
https://gyazo.com/15558c2d6f4608df0b08d55b8d22ca36
これを実行すると、確かに同じ作業を10回実行してくれるのだが、単純な作業しか繰り返せない上に、動いている途中では、「今が何回目の繰り返しなのか」がわからない。
これを解決する為に、繰り返しの中で数が変動する変数を用意するのだ。
続いて、これを見てみよう。
https://gyazo.com/00901d7f66b4a522725476a6cc13590b
このプログラムでは、変数xを0にした状態で繰り返しが始まり、1回繰り返す毎にxに1を足している。すると、1回目のxの値は1、2回目のxの値は2というように、xの中に、今が何回目の繰り返しなのかを把握できる数が代入される。
これを使うと、かなりプログラミングの幅が広がる。まじで広がる。
この広がりが、プログラムを組む上で超超超良い感じで、面白いのだ。