1泊2日で組織は劇的に強くなる!
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1泊2日で組織は劇的に強くなる
合宿には力がある。単に別の場所に泊りで集まって話し合ったり、豊かな時間を過ごしたりすること以上の価値がある。合宿が起点となって組織が次のステージに向かっていく。
どんな組織にも成長の壁がある。事業が軌道に乗り、仲間が増え、順調に伸びていく時、ほとんどの組織が成長の壁に直面する。10人、30人、50人、100人というタイミングで問題が噴出する。
この壁で足踏みして、事業が停滞することが少なくない。壁の原因理由は、事業の成長スピードと人・組織の成長が追いつかないからだ。さらに成長するには、これらの壁を突破する必要がある。
成長の壁に起きる問題の原因は、ズレだ。幹部が求められる役割を果たせない、有能な新メンバーが旧いメンバーと上手くやれない、部門間の連携不足でトラブル多発など、根本にはズレがあるのだ。
最初は問題にならなくても、環境変化などの理由やきっかけで問題として表出する。問題になってから対応しようとしても手遅れだ。問題になる前に発見し、整えていくことが大切だ。
特に、組織の成長の壁で問題化しやすいずれは、例えば役割と能力のずれだ。価値観のずれ、未来像のずれ、役割分担のずれ、理念と行動のずれなどだ。
ズレは違いであり、活かせれば多様な視点から物事を考えて進む力になる。問題はズレがあること自体でなく、問題に発展するかもしれないズレを放置することなのだ。
大事なことは、自分たちにどんなズレがあり、それがどんな問題に発展しそうかに向き合い、整えていくことだ。そうすれば壁でぶつかる問題を未然に解決し、次のステージに向かうことができる。
問題が起きなければズレには気づかない。ズレを感じても、それに向き合うには時間も労力もかかる。中途半端に話し合っても解決せず、関係はさらに悪化する。だから、見て見ぬふりをしがちだ。
解決のために行われがちなのが、たとえば採用基準の明確化や企業理念の浸透活動、1on1ミーティング、マネージャー研修、評価報酬制度の整備などだ。一定の効果もあるが限界もある。
たとえば、現場の業務負担が増えるし、効果が出るまで時間がかかる。やらせる側とやられる側に分かれるため、想定通りに実施されず、意図しない結果や形骸化するケースもある。
ずれを整える際に大事なのが、熱量×結束だ。熱量とは、組織の目標や仕事に対する個人の思いの強さだ。結束は、仲間意識、信頼関係、助け合いや協力など、組織やチーム、個人の繋がりの強さだ。
熱量が高くても結束が弱ければ、皆が個人プレーに走り、チームや組織としての力が発揮できない。反対に、結束が強くても熱量が低ければ、仲良し集団となり、高い目標には向かわない。
だからこそ、熱量×結束のかけ算が大事なのだ。これがあるからこそ、高い目標達成のために、ズレに向き合い、整えていこうという意識が生まれてくるのだ。
関係、思考、行動、結果の質の循環を「成功の循環モデル」という。良い結果のためには良い行動を、そのためには良い思考を、そのためには良い関係をというものだ。
目標と計画を立てて行動する際に、見落とされやすいのが関係の質だ。良い結果を出せば関係の質も良くなるため、好循環が生まれる。まさに循環だ。
熱量×結束を劇的に上げ、組織のズレを整え、好循環を作る最上の方法が合宿だ。場所を変え、仲間たちとまとまった時間を過ごす特別な場を最大限に活かすことで、劇的な変化を起こせるのだ。