自由であり続けるために
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◆目次◆
CHAPTER:1 物とお金
CHAPTER:2 ワークスタイル
CHAPTER:3 メンテナンス
CHAPTER:4 人間関係
CHAPTER:5 ライフスタイル
『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』四角大輔・著 vol.6522
本日ご紹介する一冊は、レコード会社のプロデューサーとして10回のミリオンヒットを記録し、現在はミニマリスト、作家として活動する四角大輔さんによる自己啓発書。2012年7月に単行本として出版されていたものを文庫化したものです。
「20代」と謳ってはいますが、年齢に関わらず、人生を変えるきっかけになる本だと思います。
「自由」をテーマにしており、現在の人生に疑問を感じている人、上司や先輩を見て「ああはなりたくない」と思っている人には、おすすめの内容です。
「視界にある“ノイズ”を捨てる」
「アピールを捨てる」
「遠慮を捨てる」
など、全部で50項目の「○○を捨てる」が書かれており、いくつかの項目にドキッとします。われわれは普段、それくらい何かに依存している生き物なんでしょうね。もちろん、捨てることだけを推奨しているわけではありません。
<「うまくこなす」から「これだけは絶対負けない」へ>
<「言ったら恥ずかしい」から「まず言う」へ>
のように、これからの生き方、働き方、行動のヒントも書かれています。
引用
まず、“20代で成果を出す”という焦り、自分への期待を捨てる。人生の夢につながらない物事、自分らしさを奪う重荷も潔く捨てる
余計なものを削り去ってはじめて、人は自分を取り戻せるのだ
削れば削るほど、自分にとってのど真ん中が見えてくる
よく見てみよう。それらのモノが活躍したのはいつだ? 大好きなモノ以外はすべてノイズだ
視界からノイズをなくすと、思考が急に鮮明になり、後回しにしていた大切なことに手を付けたくなってくる
あらゆる店を“外部倉庫”とイメージし、本当に必要になったときだけ取りにいく。もしくは取り寄せる
ぼんやりとしたお金の不安の正体は、決心して買った高価なモノというよりも、なにを買ったのかすら思い出せないほどの小さな出費の積み重ねだ
「そのモノについて、自分は誰かに熱く語れるか?」それが100円単位のモノであっても本気で語れないものは買わない
「安いから買う」から「これだから買う」へ
「よく見られたい」から「使い倒したい」へ
「生活レベルを収入に合わせる」から「収入に生活レベルを左右されない」へ
「飽きたから新しい服を買う」から「ずっと飽きない服を買う」へ
不得意な仕事を捨てる
「なんでも手間をかける」から「手間をかけるべきところにかける」へ
ToDo(やるべきこと)を捨てる
「気が重いからやめよう」から「やってみたらわかるだろう」へ
言葉の汚れを捨てる
「考えないようにする」から「自分の心を観察する」へ
「休みになにしよう?」から「これがしたくて休む」へ
「間違うのが恥ずかしい」から「間違うほど成長する」へ
慣れた住まいを捨てる