感情的にならず相手を「すぐやる人」にする34のコツ
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『感情的にならず相手を「すぐやる人」にする34のコツ』大平信孝・著 かんき出版
本日ご紹介する一冊は、25万部を超えるベストセラーとなった、『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』の著者、大平信孝さんによる待望の続編。大平さんは、オリンピック選手やトップモデル、ベストセラー作家、経営者などに指導する、「行動イノベーション」のコーチで、心理学に基づく目標達成を得意とする人物です。
これまでに書いた本は13冊で、累計発行部数は58万部を超えています。
今回は、自分自身が「すぐやる人」になるのではなく、相手を「すぐやる人」に変える、マネジメントの本です。相手との信頼関係構築法、すぐやってもらうための指示の出し方・頼み方、相手が乗り気じゃない時にやってもらうためのとっておきのテクニック、思い通りに動いてくれない人を動かすためのコミュニケーション術など、かゆいところに手が届く内容で、現場のマネジャーや子育て中の親に、ピッタリの内容です。
引用
「自分の課題」と「相手の課題」に分けたあと、それらを2人の間の「共同の課題」にすることで、相手と一緒に問題解決に取り組むことができるようになります
自分でコントロールできないことを手放すと、人生が劇的にラクになる
相手の話に「同意」「共感」できなくても、「一度受けとる」ことはできる
「自分2:相手8」の割合で話すと相手の行動スイッチが入る
「あなたはこうすべき!」を、「私はこうしてほしい」に変える
相手そのものではなく、「相手の興味関心」に関心を持つ
「4つの承認」を使いこなすと、相手との距離が縮まる
(1)結果承認
(2)行動承認
(3)存在承認
(4)第三者からの承認
話すときは、必ず相手を名前で呼ぼう
簡単なお願いをなかなかやってくれないときは、「いつだったらできそう?」を付け加える
相手に何か要求するときは、まず「予告」する
人に手伝ってほしいときは、楽しそうな雰囲気を醸し出す
相手が乗り気にならないときは、「選択肢を3つ」用意する
部屋の片づけであれば、「今すぐ」「夕食前」「夕食後」。あるいは、「今夜」「金曜日の夜」「土曜日の朝」といった具合に、取り組むタイミングを3つ提示して子どもに選んでもらう
思う通りに動いてくれない人には「完成図」を共有する
「言葉の定義」と「手順」を確認する
完璧主義タイプには、とりあえず10秒行動してもらう
相手に集中力がないときは、「場所」を変えてもらう
口先だけで動かない人には、「メリット」を提示する
あなたが「期待」すると、相手は自ら動き出す
いい行動を継続してほしいなら、褒めるのはなく勇気づける
マネジメントが上手い人が、さりげなくやっているコミュニケーションの秘訣が丁寧に解説されており、マネジメント初心者、子育て初心者にはピッタリの内容です。イラストを多用した、視覚に訴える内容で、サクサク読めるのもいいところです。
◆目次◆
はじめに
第1章 相手との信頼関係が劇的に深まる! コミュニケーションの技術
第2章 「あとでやります」がなくなる! 指示の出し方・頼み方
第3章 相手が動ける状態をつくる! 環境の整え方
第4章 相手を「言わなくても動く人」に変える! 自信の植えつけ方
第5章 相手を成長と自立に導く! 夢・目標実現サポートのコツ
巻末付録 相手を「すぐやる人」に変える「週1ノート」活用法
おわりに
超要約! キーワード索引