夢みる勇気
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【BBM:JR九州・伝説のトップの仕事の流儀】⇒『夢みる勇気』ビジネスブックマラソンvol.6940
​唐池恒二・著 リベラル社
本日ご紹介する一冊は、JR九州で「ゆふいんの森」「あそBOY」をはじめとするD&S(デザイン&ストーリー)列車の運行、大幅赤字だった外食事業の黒字化を達成し、その後JR九州社長として世界一に輝いたクルーズトレイン「ななつ星in九州」を実現した、唐池恒二さんによる一冊。
管理職になりたての30代に向けて書いたという内容で、なるほど、仕事の極意や心構えについて、現場感あふれる記述がなされています。氏の若い頃のエピソードや、若い頃に出向に行ったという丸井の話、先輩たちからの学びなどが盛り込まれており、じつに勉強になります。
名講演家として知られる氏の軽快な文章とユーモア、そして経営者としての経験が読ませてくれる一冊です。
外食業をメーカーと見立てる考え方や、「氣」を満ち溢れさせる5つの法則、どんな仕事にも大切な3つの「気づき」などは、画期ある現場を作りたい、すべてのマネジャーにおすすめしたい内容です。
どうすればお客様に喜んでもらえる経営ができるか、どうすれば周囲の人々の協力が得られるか、あらゆるビジネスの悩みに答えてくれる、実践的自己啓発書です。経営トップにとっては、「トップが本気を伝えるための唐池流メソッド」が役に立つでしょう。夢や情熱がいかにして状況を変えるか、その本質がよくわかる内容だと思います。ビジネスを動かすのが「人」であることを考えると、本書のような考え方は、これからも重要なのだと思います。
引用
「夢に手足を」は、その糸井さんの言葉です。さすが、言葉と感性を紡ぐ、稀代のストーリーテラーです
ひとつの夢がかなったときは、ひとつの夢が消え失せるときです。次なる夢を描かなければいけません。(中略)そんなとき、なにげなくテレビを観ていると、JR東海のCMが流れてきました。「そうだ 京都、行こう」思わず、CMにあわせてつぶやいてしまいました。「そうだ、東京に行こう」東京に出店しよう。花の東京に打って出よう。九州で繁盛店として知名度が上がりつつあるみつせ鶏とざる豆腐の店「うまや」ブランドを東京で展開しよう
古代ローマの五賢帝のひとりと称されるアウレリウス皇帝は、夢について述べています。「大きな夢をみよう。大きな夢だけが人の心を動かす」
「ななつ星」運行開始の1年ほど前の2012年5月、ななつ星の概要プレス発表会が、博多駅の大ホールで大勢のメディアと旅行関係者を集めて華々しく開催されました。このときのプレゼンテーター(私)の一言が、その後のななつ星の人生(?)を大きく変えてしまいました。スピーチ原稿にあった「日本一の列車をめざします」を「世界一の列車を目指します」と、わざと言い違えたのです。世界一。何と素敵な響きでしょう。心が沸き立ちます。言霊の不思議な力を感じます。この言葉が世に出た瞬間から、ななつ星をとりまく空気が変わりました。デザイナーの水戸岡鋭治さんは、デザインに一段と力を込めてくれました。「オリエントエクスプレスにも勝てる、世界一の列車をデザインしよう」。実際に車両を製作する職人たちの魂にも火がつきました
ざっくり言うと、営業力は新規のお客さまの獲得に有効で、商品力はリピーターの確保に適しています
ブランドは、対象が特定されればされるほど、個別であればあるほど、エリアが狭ければ狭いほど、より輝きを放つものです
外食業はメーカーである
「氣」を満ち溢れさせる5つの法則
1.夢見る力
2.てきぱき、きびきび、スピード
3.明るく元気な声
4.スキを見せない緊張感
5.貪欲さ
どんな仕事にも大切な3つの「気づき」
1.存在に気づくこと
2.行動に気づくこと
3.気持ちに気づくこと
逃げずに正面からは、生涯の武器になる
◆目次◆
まえがき
第1章 もっと成長したいときに
第2章 新しいことに挑戦したくなったときに
第3章 逆境を乗り越えたいときに
第4章 楽しく、強い組織をつくりたいときに
第5章 リーダーとして大きく羽ばたきたいときに
あとがき