会計の基本と儲け方はラーメン屋が教えてくれる
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出版社 : 日本実業出版社 (2022/5/28)
発売日 : 2022/5/28
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 251ページ
ISBN-10 : 4534059299
石動龍
◆目次◆
第1章 ラーメン屋経営から「会計」の大切さを学ぼう
第2章 1杯のラーメンからどう利益が生まれるか?
第3章 ラーメン屋にとって有効な「お金の使い方」
第4章 ラーメン屋経営から学ぶ「上手なお金の残し方」
飲食店は参入のハードルが低いため、競争が激しく失敗も多い
来客が予想より少ないと、業種によっては在庫ロスが発生します。食材が腐った場合は捨てることになり、その分の仕入代金は丸々損になってしまいます
「○○の分野に強い」といった特徴がなければ報酬の価格帯は抑えられており、単価を大幅に上げることは難しい
倒産の原因は赤字がたまることではなく資金がなくなること
売上を増やす要素は「顧客数」「売上単価」「回数」の3つのみ
二郎系の大きな特徴は、店内ルールによる高回転の維持
混雑が前提の店では、滞在時間を長くするメニューは提供できません。一方、空いている町中華は、だらだら飲んでもらうことが店にとってメリットです
具体的な数字で考えてみます。二郎系は1杯1000円で原価率40%、高級志向店は1杯1500円で原価率40%、町中華は1杯700円で原価率30%に加えて、原価率20%のおつまみと酒を1人2800円分頼むと想定します。この場合、1人あたりの限界利益は、二郎系が600円、高級志向店は900円、町中華は2730円です
儲けをたくさん残すには
・固定費を下げること
・限界利益を増やすこと
限界利益を増やす3つの方法
・価格を上げる
・変動費を下げる
・売上機会を増やす
堀江貴文氏の「商売の4原則」
1.利益率が高い
2.在庫を持たない
3.定期的に一定額の収入がある
4.少資本で始められる
どのビジネスでも、訴求力とブランド力
を兼ね備えた強い商品を作ることが、安
定経営の王道