考えてるつもりがなくなる。 「悩む」が「すぐ動ける」に変わる〇2つ思考
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『考えてるつもりがなくなる。』
田村悠揮・著 かんき出版
本日ご紹介する一冊は、「ノートに○を2つつける」だけで、思考のスイッチを入れるやり方を紹介した、画期的な思考本。著者は、サイボウズで「kintone(キントーン)」の立ち上げに事業責任者として関わった、田村悠揮さん。現在は、合同会社UkiUki製作所の代表として、スタートアップや外資系IT企業の経営者の壁打ちを行ったり、ふるさと納税エバンジェリストをしたり、「複業家」として活動されているそうです。
本書のメソッドは、ノートに○を2つ並べて書き、それぞれに言葉を入れるというシンプルなものですが、確かにこれをやると、個人・組織の思考力が急にアップします。
例えば地方創生だったら、「地域の強み」と「地域の弱み」。
対クライアントの営業だったら、「自分」と「相手」。
○を2つ書いて記入するだけで、それまでこう着状態だったものが、急に進展する感覚が得られると思います。
これに加えて、思考を動かす「3つの工夫」「新しい気づきを引き出す3つのコツ」「仕事ができる人の『7つの考え型』」を駆使すれば、さらにアイデアを発展・深掘りすることができるでしょう。極めてシンプルなアイデアですが、こういうノウハウは馬鹿にできない。
なぜなら、仕事は100の使えないアイデアより、1つの使えるシンプルなアイデアの方が有効だからです。
引用
「考える」とは、適切な問いを立て、足元の情報を整理し、一段ずつ階段を上がっていくような地道な作業です。だからこそ、「最初の一歩」をいかに早く、迷わず踏み出せるかが、その後の成果を大きく左右します
自由すぎると、人はフリーズする
ノートに○を2つ並べて書き、それぞれに言葉を入れる
いきなり「視野」を広げようとするのではなく、「視点を増やす」ことに意識を向けてみる
「2つ」は、関係ができる最小単位
○を2つ並べた瞬間、そこに「関係性」が生まれるのです。
「強み」と「弱み」
「自分」と「相手」
「現状」と「理想」
このように2つ並べると、私たちの脳は自然と「この2つはどうつながっているのだろう?」「共通点は?」「違いは?」と、問いを生み出し、動き始めます。1つでは単なる「点」でしかなかった情報が、2つになることで関係性が生まれてくるのです。つなげたり、比べたり、2つの間に何かを見出したりする。これが思考を動かすスイッチになるのです
2つの○を見比べて「どちらが多いか」「少ないか」をチェックしてみましょう。量の偏りはあなたの思考の偏りを教えてくれます。それは「情報不足」や「視点の偏り」のサインだからです
思考を動かす「3つの工夫」
・5分、時間を区切る
・60点くらいでOK
・時間や場所を変える
「煮詰まったら、外を歩く」
「大事なことは、朝イチで考える」
「カフェで集中する」
このように自分なりの「思考のゴールデンタイム」を作ってみるのも、考えるのが楽しくなる秘訣です
新しい気づきを引き出す3つのコツ
・○を重ねる
・矢印で結ぶ
・○を追加する
心の整理に使える型
左の○:「事実(実際に起きたこと)」
右の○:「解釈(自分が思ったこと・感じたこと)」
仕事ができる人の「7つの考え型」
1.事実と解釈
2.目的と手段
3.自分の考えと相手の考え
4.主張と根拠
5.やりたいこととできること
6.メリットとデメリット
7.理想と現実
◆目次◆
はじめに
第1章 「悩む」が、「考える」に変わる
第2章 ○2つで思考を動かしてみる
第3章 仕事ができる人の「7つの考え型」
第4章 「悩む」から「考える」、そして「できる」へ
おわりに
巻末 ○2つ思考のラベル一覧