やらないことを決める技術
https://gyazo.com/954a2753ff0068cdb87771cdd43ffb86
『やらないことを決める技術』
大平信孝・著 ソシム
本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』の著者、大平信孝さんによる注目の新刊。今回は、仕事も人生も上手くいく、『やらないことを決める技術』ということで、忙しい土井には、めちゃくちゃ刺さりました。本書の中に、「未完了感」という言葉が出てくるのですが、この「未完了感」がもたらす悪のスパイラルが、そのまま今の自分に当てはまり、恐ろしいほどでした。
未完了感を抱え過ぎると、
・優先順位がつけられなくなる
→自己効力感が下がる
→アンリソースフルになり、やっつけ仕事でなんとかやり切ろうとする
→仕事の未完了が増える
→未完了感を抱える
どうでしょう? 心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜこのような状況になるのかというと、社会全体で人手不足だと、「自分で何でもやる人が増えるから」だと思います。今日、たまたま税理士の吉澤大さんという方が、32年間一人税理士事務所を経営してきた話を書いていましたが、吉澤さんは、ワンオペを上手く回すために、「やらないこと」を明確に決めていました。
・経理処理はお客様にやっていただく
・自分以外でできる業務はアウトソーシング
・自分に何かあったときのために同業者とアライアンス
まさに、これからの働き方の見本のようですね。
引用
人生という旅路に、すべての持ち物を携帯すること、すべての価値ある行動を詰め込むのには無理があります
「イノベーションとは1000のことに対してノーと言うこと」スティーブ・ジョブズ
「優先順位よりも"劣後順位"を決めよ」ピーター・F・ドラッカー
未完了感によるストレスを抱え込み過ぎると、仕事の進捗や成果に直接悪影響を及ぼします。具体的にはデメリットは次の3つに分類できます。
デメリット1:「優先順位」がつけられない
デメリット2:「自己効力感」が下がる
デメリット3:アンリソースフル
既存メンバーに加速度的に仕事が集まる
やらないことを見極める力は、今後ますます重要になる
ToDoの項目をこなすスピードを上げれば上げるほど、相手からも速いスピードで仕事が返ってくる
「いかに効率よく仕事を終わらせるか」という視点だけでなく、大事な仕事に集中するために「どの仕事をやらないのか」を判断する必要があります
「やらないこと」を決める技術では、次の3つのカテゴリーを用います。
(1)そもそもやらない
(2)自分ではやらない(人にお願いする)
(3)今はやらない(戦略的先延ばし)
決断の4ステップ
(1)「自分ではやめたいのに、なかなかやめられないこと」を紙に書き出し、そのうちから1つ選んでみる(ほんのちょっとしたことでOK)
(2)選んだ行動に関して「なぜ自分はやめたいと思っているのか?」を考えてみる
(3)「本当の自分はどうしたいのか?」を考えてみる
(4)代わりにどんな行動をとるといいかを考えてみる
人は「やりづらい」ことはやらなくなる
「必要十分な作業量」でタスクを考えるための2つのコツ
1.完璧主義を捨てること
2.タスクに取りかかる前に目的を再確認すること
リストで「タスク」を整理し、ノートでは「ライフ」を創っていく
人の価値観は次の3つに大別できる
・人とのつながり
・目標や数字を達成すること
・技術を追求すること
◆目次◆
第1章 なぜ私たちは「あれもこれも」になってしまうのか?
第2章 「やらないこと」を決めると人生が加速する
第3章 あなたの心と身体を慣らす「決断」プチトレーニング
第4章 「やらないこと」リストの作り方
第5章 「ノート」で思考を可視化し、選択の質を高める
第6章 「やらないこと」を決めると、本当にやりたいことが動き出す