WSL2でGUIアプリを動かせるようにする
概要
検証環境
メリット
ホスト環境が汚れない
こっちの手順の方がよく見かけるけれど、ホストが汚れるのが嫌で今まで避けてた
けれど今回の手順だとWSL2で完結するので、Windows側の環境に手を入れずに済む 環境構築を自動化できる
環境が立ち上がった時にセットアップスクリプトを叩くだけで環境が整うくらい自動化することも、やろうと思えばできる
僕はやった
デメリット
やや画面描画に遅延がある
めちゃくちゃ精度を求められる操作には向かない
手順
追加でインストールして色々設定ファイルいじるので、念の為保険で
rootユーザでインスタンスにログインする
code:sh
wsl -d ubuntu-gui-test # この名前は僕が適当につけたもの
RDP用をインストールして設定ファイルを書き換える まるごとコピペして貼り付ければ一撃で環境が整うようにした
code:sh
apt update -y && \
apt upgrade -y && \
apt install -y xfce4 xrdp
cp /etc/xrdp/xrdp.ini /etc/xrdp/xrdp.ini.bak && \
sed -i 's/3389/3390/g' /etc/xrdp/xrdp.ini && \
sed -i 's/max_bpp=32/#max_bpp=32\nmax_bpp=128/g' /etc/xrdp/xrdp.ini && \
sed -i 's/xserverbpp=24/#xserverbpp=24\nxserverbpp=128/g' /etc/xrdp/xrdp.ini && \
echo xfce4-session > ~/.xsession
cp /etc/xrdp/startwm.sh /etc/xrdp/startwm.sh.bak
sed -i \
-e 's_^test -x /etc/X11/Xsession.*_# &_' \
-e 's_^exec /bin/sh /etc/X11/Xsession.*_# &_' \
/etc/xrdp/startwm.sh
echo startxfce4 >> /etc/xrdp/startwm.sh
diff -u /etc/xrdp/startwm.sh.bak /etc/xrdp/startwm.sh
xrdpを立ち上げる
code:sh
/etc/init.d/xrdp start
Windows側で「リモートデスクトップ接続」アプリを起動する
これはデフォルトで使える
ログインする
普通にUbuntu側のユーザの名前とパスワードを入れれば良い
見れる様になった
https://gyazo.com/f3474b6c8c8687351dc4264dc68bcf1b
以上