Kenshi プレイヤー拠点の防衛レイアウト
Kenshiでは、都市の外にプレイヤー拠点を作成すると、襲撃が発生するようになる なので、拠点を防衛することを想定したレイアウトを考えないといけない
プレイヤー拠点はエンドコンテンツなので、資金や仲間、研究、ステータスが充実していない段階で拠点を作ると非常に苦戦を強いられる
流れとしては
1. 大きい都市内の家を購入して、研究台を設置
ヘング、モングレルは街内で資材を購入できるのでおすすめ
次点でスクイン。周りの敵が弱いから活動しやすい
2. 仲間を一人追加して、研究専任で街に残す
3. 他のメンバーで街の外に出て、資金、食料、本、古代の科学書、工学研究書、AIコアを集める
4. 研究がある程度進んだら(なんなら最後まで研究しつくしたら)都市を離れてプレイヤー拠点を建てる
といった感じで進めるのが、おそらく一番楽
とりあえず、最低限
要塞門
防護壁
クロスボウ砲台
が作れるようになっていれば、最低限防衛できる状態といえる
あとは3大勢力と敵対したりしなければ、強い襲撃はあまり発生しないので、プレイヤー拠点を安定して育てられる
とはいえ、砲台があれば簡単に防衛できる、ってわけなく「防衛するためのレイアウト」をしっかり考えないと、あっさり防衛に失敗する
簡単に門は突破されてしまう
そこで、拠点防衛のレイアウトをまとめてみる
NGなレイアウト
防衛のことを何も考えずにプレイヤー拠点を作ると、こんな感じになりがち
これは典型的なNGレイアウト
https://gyazo.com/cc04972eecd83c7b2e42d96b6fa4c28e
NGな理由は以下
1. 門を攻撃している敵を砲台で迎撃しにくい。門の真横の1台くらいしか攻撃できないので、防衛しづらい
2. 門に到達するまでの移動経路が不定で、迎撃しづらい。例えば防護壁沿いに移動してこられると、迎撃しづらい
ということで、このレイアウトだと防衛しづらく、やめたほうが良い
殺し間
前述のNGレイアウトを改善して、防衛しやすくしたものが以下
いわゆる「殺し間」を導入したレイアウト。これにより十字砲火が可能となる
あとは2,3名を修理に割り当てて自動化しておくことで、かなり耐えられるようになる
https://gyazo.com/71b48576a0476aae56437f0d78f89b75
このレイアウトだと、以下のメリットがある
1. 敵が門を破壊しに移動してくる直線距離が長いため、門に到達するまでに砲台で攻撃できる
2. 門の左右の砲台複数から同時に攻撃できる。このレイアウトなら左右 3 台ずつで、合計6台くらいで攻撃できる
このレイアウトは、Kenshiのプレイヤー拠点防衛の典型的なレイアウトと言える
簡単に構築できて、最後までずっと使える定番パターン。おすすめ
二重ゲート
殺し間を作って砲台で敵を倒すようになると、ゲート前に死体が大量に残るようになる
死体漁りをするにしても、火葬炉で処分するにしても、ゲートを開けないと対処ができない
ゲートを開けると当然敵が侵入してくる可能性が出てくるため、それを防ぐ方法がこの二重ゲート
https://gyazo.com/6ea35793542296d523f06f1fb23924e5
死体を処理する間は外側のゲートを閉じておき、その後内側のゲートを開けることで、侵入を防ぎながら安全に死体処理が可能になる
また、襲撃をやり過ごしたあと、撤退する敵を足止めするのにも使える
基本的に外側のゲートは常に開放しておく。外側のゲート攻撃されてもこちらは何もできないので
ジグザグ経路
前述の殺し間だと移動距離が短いので、もう少し防衛しやすくしてみる
こんな感じで、檻をジグザグに配置することで、移動距離を稼ぐ
https://gyazo.com/1fcf93c31b6113c3f3c3ae1a6152aeb0
こうすれば門に敵が到達するまでの時間を稼げるので、その間に砲台で攻撃しまくれる
殺し間+ジグザグ経路+水路
前述のレイアウトにプラスアルファで、水を使って移動を遅くすることもできる
https://gyazo.com/04fddb84dac31ae1f960d68f768fdb5e
このレイアウトにするとかなり防衛しやすくなるが、デメリットもある
1. 水がある場所じゃないとダメなので、候補地が少ない。上のスクリーンショットの場所はシェム
2. 外に出るときにいちいち泳がないとだめなので、外出するときに時間がかかる
S次二重ゲート
ちょっと変わり種で、殺し間の中に門を追加した二重ゲートにして迎撃するパターン
https://gyazo.com/848f73f745379a89b42907a943383546
1つ目のゲートを攻撃されている間は、片側の砲台で攻撃して数を減らす
1つ目のゲートを突破されて、2つ目のゲートに到達されたら、左右の砲台で十字砲火して撃退する
このレイアウトも結構防衛しやすくて良いけれど、デメリットもある
1. 建築難易度が高い。かなり位置調整に時間がかかった
2. 1つ目のゲートの修理がめんどくさい。2つ目のゲートを開けて修理しにいく操作がだるい
3. 見た目がダサい
監視塔十字砲火
ここまでのレイアウトは、すべて「門を突破される前に迎撃し終える」前提のレイアウトだった
門を突破されたあとを考慮したレイアウトがこの監視塔による十字砲火レイアウト
https://gyazo.com/302b9c8b8f6bb0d46a595831f1628362
殺し間の防護壁からダブルバレルハープーン砲台で砲撃しつつ、監視塔からもハープーン砲台で狙撃することで、二重で攻撃できる
ハープーン砲台の方がダブルバレルハープーン砲台よりも射程が長い
さらに、門を突破された後、斜路を通って防護壁に侵入されても監視塔から攻撃できる
また、監視塔に侵入される場合でも、監視等の扉を閉じておくことで、時間を稼げる上に、左右の監視塔から扉を攻撃している敵を狙撃できる
当然、監視塔の入り口の向きはすべて中央に向けないといけない
https://gyazo.com/e3bee98811753cbab8070255c8b91687
左右の監視塔に到達された場合も攻撃できる
https://gyazo.com/8576ea03be06cd7ba8ea6d81d21a532e
防護壁の高さの関係で、向かいの監視塔から扉前の敵を攻撃することは厳しいため、2箇所から攻撃する形になる
監視塔の頂上に到達された場合も、攻撃できる
https://gyazo.com/c74f7de32eb7960c1457c8de8a594fa6
このレイアウトのメリットは以下のとおり
1. 防護壁の砲台にプラスで砲台が追加できるため、さらに火力が出せる
2. 門を突破された後でも防衛しやすい
デメリットは以下
1. 監視塔自体は設備を配置するのに不向き。生活スペースを別の建物で確保する場合、拠点スペースがかなり広く必要になる
上のスクリーンショットは監視塔内に頑張って色々設備を詰め込んでいる
2. 砲撃手が大量に必要になる
防護壁の左右に6名、監視塔に最低でも5名は配置することになる。2名ずつ配置するなら10名
3. 過剰火力感がある
デッドランドに拠点を建てる
レイアウトというか、天候を活用するパターン
デッドランドは酸性雨が常に降っているので、酸耐性がない敵はそれだけでダメージを受ける
当然自分たちは酸耐性 100 % 以上の装備が必須になるが、やってみると結構強い
デメリットは
1. 候補地が少ない。風力発電するためにデッドランドと、その隣接地域の境界線に拠点を建てることになる
2. 酸耐性の防具が必須。必然的に防具の選択肢が減る
3. 拠点の援軍もダメージを受ける。都市連合とかが援軍に来てくれても勝手に死ぬ
4. ハイブ、スケルトンには効かない。アイゴアとか、反奴隷主義者のスケルトンとかには効果なし
5. 酸性雨のダメージは即効性が低く時間がかかる
ヴェンジに拠点を建てる
ヴェンジは日中だとレーザーが降り注ぐ凶悪な場所。且つ敵対勢力のスラルが常に徘徊している
ちなみにスラルの大群にボコボコにされることで打たれ強さトレーニングができる
デッドランド以上に過酷な場所だが、かなり強力な自然の援護が期待できる
実は屋外でも農業ができるので自給自足できる。作物はレーザーを受けても死滅しない
https://gyazo.com/2b88d9daf783b33fb7a3557005e3f3da
酸性雨に比べてレーザーの威力はかなり高く即効性が高い。拠点に襲撃が到達する前に敗走したり、瀕死になっていることもしばしば
デメリットは
1. 候補地がヴェンジしかない
2. 火傷耐性の防具が必須。MODを使わない場合、防具はクラブヘルメットとダスターコートで固定される
3. 拠点の援軍もダメージを受ける。都市連合とかが援軍に来てくれても勝手に死ぬ
4. スケルトンには効かない。アイゴアには効く
5. 夜間はレーザーが止む
結論
これらのレイアウトは組み合わせることができるので、組み合わせて建築するとかなり強くなるはず
デッドランド or ヴェンジ拠点で殺し間+ジグザグ経路+監視塔十字砲火にする、など
ちなみに殺し間+ジグザグ経路+水路は突破されたことないので、あれだけで十分かもしれない
監視塔まで入れるのは過剰火力やも
ただ監視塔十字砲火の方が見た目は好き