Cities Skylines 2 都市に自家用車を持ち込ませなければ渋滞を防げる
人口5万人の都市になったけれど、未だ渋滞らしい渋滞は発生していない
https://gyazo.com/8baec8a87a05e2b96236b6725421ac87
住民税 - 5% でも収入がプラスになる程度には収支が安定した
https://gyazo.com/d6c931112cc2360ecd05906b8a30a3f2
Cities Skylines 2 は渋滞管理のゲーム
Cities Skylines 2 は街作りゲームだけれど、特に重要な要素が渋滞管理
都市が発展するとすぐに渋滞が発生する
渋滞が発生すると、警察車両や救急車、消防車も渋滞に捕まるようになって、犯罪率が上がったり、災害を抑えられなくなる
結果建物が崩壊したり、市民が街を離れるようになる
このゲームにおいては渋滞が何よりも対策するべき最重要事項
どうやって渋滞対策すれば良いか
一般的には以下の2つが言われてる
1. 公共交通機関の充実
2. 貨物列車の活用
基本的に渋滞は市民の自家用車が道路を埋め尽くすことで発生する
自家用車1台に乗車できる人数はバスなどと比べると非常に少ないため、人口が増えるにつれて道路を専有する自家用車が激増してパンクする
そこに産業区や商業区を行き来するトラックも加わって一気に渋滞する
そこで交通機関が役に立つ
公共交通機関(バス、路面電車、電車、地下鉄など)を整備して、料金を下げるようにすれば、自家用車の利用が減る
バスだと1台で80名まで乗れる
路面電車、電車、地下鉄はそれ以上の人を乗せられる
これで自家用車の使用を減らせば、比較的渋滞はマシになっていく
が、それでも車を使う人は一定存在する
そもそも街に自家用車を持ち込ませなくすれば、ほぼ渋滞しない
渋滞が発生するのが嫌すぎて、都市に自家用車を持ち込ませないようにしてやったら、渋滞しなくなった
具体的には、以下の2つをやった
1. 都市の入口を歩道(地形変更の舗装路)からのみ入れるようにして、歩道の前に駐車場を設置して、都市の外に車を置かせる
2. 電車などの車で街に入れない交通機関でのみ街に入れるようにする
最初は1でやってたけれど、人が増えるたびに駐車場を追加するのがめんどくさくなって、途中から2に変更した
これで5万人を超えても貨物列車付近のトラック渋滞くらいしか発生しなくなって、非常に快適に街が運用できるようになった
中密度、高密度住宅が立ち並ぶ住宅区にもかかわらず、こんな感じで全然車が走っていない。走ってるのはバスや救急車など
ただそれでもどこから湧いたのか分からないけれど自家用車が少しだけ走ってることはあるが、極小
徹底的に個人車両が街から消えていて、これはこれで気持ちいい
https://gyazo.com/ec1fcc2be87d7e02eb25b95be9e53a6e
バスは最初アンロックされていないけれど、都市に人を一切入れずに無理やり都市レベルを上げる
交通サービスは最初はアンロックされていない
なので、普通にプレイして交通サービスをアンロックしようとすれば、どうしても都市に人と車を招かざるを得ない
けれど、ここでズルいことをして強引に都市レベルを上げることができる
それは「風力タービン」を設置しまくること
風力タービンを設置すると経験値が100もらえる
これを設置してから撤去を繰り返すだけで、人口0人でも交通サービスアンロックまで都市レベルを無理やり上げられる
撤去する場合、設置にかかった費用の何割かは返ってくるのと、都市レベルが上がったときに国から補助金を貰えるので、破産リスクはない
車を持ち込ませない代わりに公共交通機関を充実させる
車で都市内を移動できないので、代替手段として公共交通機関を充実させる必要がある
僕はとにかくバス停を大量に設置して、巡回ルートをいたるところに張り巡らせるようにした
https://gyazo.com/a6de59877044b973268dafad6fdc5429
バスで移動できない場所が存在しないレベルで大量のバス停を配置している
ほぼ利用率が0%の路線も結構たくさんあるけれど、それで無駄金が発生しても有り余る収入があるので気にしない
路線数は60個ほどある
後は長距離移動用に地下鉄を区画間で繋いで環状線にしている
商業区と産業区にはそれぞれ貨物線も完備している
バス停だけじゃなく路面電車も走らせている
バスより乗せられる人数が多いので、特に人が集まるバス停付近と学校前を経由するように区画をぐるっと一周する路線を完備している
こんな感じで乗り場付近はめちゃくちゃ人が密集する
https://gyazo.com/079e01907a1e4b40fc45c6f5ea1106df
税金や運賃は安めにする
公共交通機関での移動を強制される関係でか「賃料が高い」状態の市民がそれなりに発生するので、住民税や運賃は低くする必要がある
ただし、街の入口の鉄道駅だけは最大の50€にしている
それ以外は安めにしていて
1. 電気水道無料
2. バスや地下鉄の運賃はすべて1€
3. 住民税は-5%
4. 教育への予算150%
5. 住まいはすべて中密度以上
って感じで色々値段を下げるようにしているが、それでも毎月1500万€の収入が入ってくるようになった
ヌルゲー過ぎて退屈になる
都市内を自家用車が全く走らない状態で街を運営すると全然渋滞が発生しないので、街作りに集中できて楽しかった
が、途中から需要に合わせて適当に区画を追加して、医療・警察・消防・教育・福祉そして大量のバス路線を設置するだけの単純作業になってしまった
市民が3万人を超えたあたりから収入も常時プラス状態になったので、資金難にもならなくなった
アンロックしたいものもほとんどなくなって、やることがなくなってしまい、このまま市民を増やし続けても5万人に対して同じこと繰り返すだけになる予感がした
なので、今の街は5万人で打ち切って、ニューゲームでまた違う街を作ることにした
当初は10万人くらいまで成長させたいな、とか考えていたけれど、3万人あたりからまったく代わり映えなくなった
ようは退屈になったのでやめることにした
そもそも都市に車を持ち込ませないのは邪道
このゲームでは如何に渋滞を発生させないか色々策を講じるところに楽しさがあるのに、それらを真っ向から無視するようなアプローチをしている
渋滞対策なのはたしかだけれど、邪道っぽさは否めない
風力タービンで都市レベルを強引に上げてるしね
普通の都市なら自家用車は走ってるし、その中で渋滞を発生させないために区画整理したり、特区や公共交通機関、道路を整備するのが、本来想定される遊び方だと思う
なので、まぁ今回僕が試した渋滞対策はかなりズルいやり方だと思うので、つまらなくなるリスクを承知でやるのが良いかな、と
ただし、非常に強力な渋滞対策になるのは間違いない
なんにせよ、渋滞しない街が作れたし、徹底的に自家用車を排除することで渋滞させない手法を思いついて、その効果を実感していた間は楽しかったので、なんだかんだ面白かった
ニューゲームしたらまた違うアプローチで渋滞対策を考えたい
以上