SLOW 仕事の減らし方
https://www.amazon.co.jp/SLOW-仕事の減らし方-「本当に大切なこと」に頭を使うための3つのヒント-カル・ニューポート/dp/4478120676?dplnkId=c7eb0823-ef79-408a-90a8-b39aaec541c8&nodl=1
プロローグ
ジョン・マクフィーの森林に関するニューヨーカーの記事
2週間何もしないで寝転んでいた
結果的にすごく生産的だった
パート1
擬似生産性(ニセモノの生産性)
仕事の生産性を推定するために、目に見える活動量をおもな基準とする見方
マクドナルドとスローフード運動
あらゆるスロー運動
現代人にゆとりある持続可能な選択肢を提供する
擬似生産性に代わる魅力的な代替案とは何か?
スローワーキング
持続可能かつ有意義なやり方で知的労働に取り組むための仕事哲学。3つの原則
削減
やるべきことを減らす
余裕
心地よいペースで働く
洗練
クオリティにこだわりぬく
第3章 削減
ジェイン・オースティン
忙しいあいだのスキマ時間ではなく、田舎町で社交界から距離をおいて執筆に没頭した
軽いタスクにも大きなプロジェクトにも「間接コスト」が必ず発生する
リモートワークになって間接コストは増加している
引き受けるべき仕事を減らしたほうがアウトプット量は増加する
行動プラン1:大きな仕事を制限する
アンドリュー・ワイルズ
論文をみせかけに小出しすることで、屋根裏部屋でフェルマーの定理に没頭した
ミッションを2-3個に絞る
新しいプロジェクトを引き受け取るときに時間を見積もってカレンダーに登録する
行動プラン2:小さな仕事をてなずける
ベンジャミン・フランクリン
会社の経営権を譲る代わりに、自分の時間を確保して、電気実験に没頭する
小さなタスクが積み重なると、まるでシロアリのように生産性を食いつぶす
スケジュールを自動運転モードにする
一週間のなかで必要な時間割をあらかじめ決めてしまう
場当たり的なコミュニケーションを駆逐する
非同期のやりとりをリアルタイムの会話に置き換える
付随するタスクが少ないプロジェクトを選ぶ
プロジェクトに付随する雑多なタスク:質問や依頼や雑務 が少ないものを選ぶ
行動プラン3:仕事はプル方式で取りに行く
ブロード研究所の遺伝子解析パイプライン
前工程の処理済みを取りに行く → 在庫が増えすぎた場合、次工程を手伝いに行く → 在庫解消して効率化
多すぎるプロジェクト
プロジェクトをフェーズに分類 → フェーズごとにプロジェクトが完了したら次のプロジェクトに着手
「保留ボックス」と「実行ボックス」
仕事は保留ボックスにいれる → 実行ボックスには1度に3つまで
多すぎる仕事、無理な納期 → ボックス内の状況を透明性をもって説明して断る