2025/7/29
読書記録
久しぶりの更新。やはり仕事と子育てが終わったあとだとなかなか余裕がないのが悩ましい。
読書会以来、ハードワークについて考えています。
僕自身、ハードワークをしたい訳では無いです。でもハードワークにある程度、耐えられる気質と体質だと思います。
そんなことを思いながら仕事帰りに書店に寄りました。
改めてみると、たくさんビジネス書があるなかでも、ハードワークを推奨する本はほとんどなく、大体が効率性を高めるとか、メンタルを休めるとか、いかにして仕事をしないようにするかに主眼をおいています。
ただ仕事術の一派として、ハードワークを推奨して仕事をガッツリ楽しむような思想があっても良さそうなのになと思いました。実際、本を執筆されるような優秀なコンサルタントや投資銀行界隈のひとはハードワークが実態でしょう。
長時間労働するためのマインドセットや生活スタイルなど、ハードワークを楽しむための方法も開拓される領域だと思います。
それでもハードワーク系のビジネス書がないことを踏まえると、読者ニーズとして見出されていないと思われます。
仕事術の方法として、量を多くすることは仕事で成果を出すための真実であるけれども、読者ニーズとして仕事をする時間を短くして楽にしたいという前提がある以上、仕事術の本にハードワークはアンタッチャブルな領域なのかもしれないです。
でもハードワークに対する需要は本当にないのでしょうか。
仕事をより楽しく前のめりに取り組むような思想もある程度の潜在需要がありそうです。少なくとも最近のメンタルケアやコスパ・タイパ重視に対するアンチテーゼとなる対立軸の存在はもう少し見直されるべきなのではと思いました。
フリーライティング(書いたあとに段落分けしました)
ハードワークについて書いてみてから、フリーライティングに着手してみました。ハードワークを否定する裏側には働くことは退屈でつまらないことだという前提を感じていたのです。
そもそも働くことをどうやって楽しむか、というテーマはビジネス書のみならず知的生産なども含めた広範な分野における大テーマとして存在できそうです。あらゆる分野のテーマにおいて、働くことが楽しかったらだいたいの些事は解決しているとしても過言ではないでしょう。
働くことを楽しむためには、自分がどのように働いているのか、そして自分がどのような時に楽しんでいるのか着目して考えることが必要です。
とくに自分が楽しいと思う瞬間は何も楽しんでいるときだけじゃないです。難しい課題に取り組んで集中しているときや、眼の前のタスクが着々と予定通りに片付いていくときなど、仕事における楽しさは単なるHappyだけではないように思うのです。
自分の仕事における楽しさは何か、どのような時に自分は仕事に充実感を感じているのか、同じような眼の前の仕事に対して一歩ひいて考えてみる価値がありそうです。