2025/6/7
#生活ロギング 2025/5 2025/6/8 - 2025/6/6
読書記録
『街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)』
『基本文法から学ぶ 英語リーディング教本』
『キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)』
東京で取引先との飲み会でした。帰りが遅かったので、日中に読んだ読書メモだけを書いておきます。
『街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)』
ゆっくりですが第1部を読み終えました。
記録をつけていることもあって、挫折せずに少しずつ進められています。
話も少しずつ展開しています。引き続き読み進めていきましょう。
『キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)』
キリスト教入門を買いました。
丸善本店にいたのでいろいろと本を物色できました。
岩波ジュニア新書です。
ちくまプリマー新書と同様で初心者の第一歩として大変ていねいでわかりやすい本でした。やはりこのレベルからはじめることがとても大事です。
おもしろかった点のメモ 3章の途中まで
ユダヤ教の旧約聖書は全部で39書ある。キリスト教は旧約聖書に加えて、新約聖書の全27書も聖典になる。
世界のうち3.5人に1人(約30%)はキリスト教。でも日本では人口全体の1%。
新約聖書・旧約聖書の約は神様との約束。旧約はモーセと神による出エジプトの契約。
キリスト教では原罪を赦す救いの新しい契約をイエスの死をもって締結したことになる。これが新約。イエスが自分の死によってこの新しい契約を結ぶことになると宣言する場面がレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』。
メシア=キリスト=救世主。名前ではない。旧約聖書でメシアの大本はダビデになる。
新約聖書のひとつにマタイによる福音書やルカによる福音書がある。この福音のギリシア語が「エヴァンゲリオン」
同じ終末論でも、ユダヤ教では神が最後の審判を行って救いの世界が実現する。
キリスト教では、一度復活して天に上ったイエスが、二度目として再臨したときにイエスが最後の審判を行って救いの世界が実現するとされている。このイエスによる最後の審判を描いたのがミケランジェロによる『最後の審判』
歴史学上で、イエスが実在の人物であることはほぼ間違いない。ただし新約聖書となる各手紙や福音書が書かれたのはイエスの死後50~70年後あたりらしい。
イエスの存命中の宗教活動は、あくまでもユダヤ教の教徒として行っていた。ただしユダヤ教が忌み嫌う罪人や徴税人、娼婦などにも分け隔てない神の愛を独自に説いてまわっていたため、ユダヤ教の司祭や律法学者に疎まれてイエスは宗教裁判にかけられて、ゴルゴダの丘で磔の末に処刑させられた。
『問いの立て方 (ちくま新書)』
途中まで読み進めましたが、残念ながら個人的にあわない感じの本だったので終了しました。
問いを立てるために、問いを発する自分自身に目を向けるのはいいですが、そこから自分の存在や問いそのものの存在に話が及びます。
その話の展開方法が、ロジカルで客観的ではなく、筆者の思いや想念みたいなところをエッセイ調に進めるかたちだったので、個人的には合わないなと判断しました。