世界史と現代のつながりを実感できたことで世界史に対する興味が湧いてきました。
『キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)』を読んで以来、歴史それも世界史についてにわかに興味が湧いています。
それもあって『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた』を再読しています。
どうして世界史に興味が湧いたかというと、2000年前にイエスがひとりで始めた布教が、2000年後の現代社会でアメリカの中絶問題やローマ教皇の選出、日本の統一教会の問題などに波及している事実に実感がもてるようになったからです。
これは想像できないですが、でも事実として今日から昨日、一昨日と一日ずつさかのぼっていくと、そのうちのどこかでイエスが生まれて、ルターからプロテスタントが生まれて、米国で福音派が生まれたんだと改めて認識し、世界史の時系列を地続きに捉える感覚がすこし持てたからです。
これはキリスト教という統一テーマになぞらえて世界史をとらえたから持てた感覚かもしれません。
そう考えると大なり小なり、この世界は世界史のできごとに則って時系列に過去から影響していると素直に思えるようになりました。これは高校生のときには持てなかった実感だと思います。社会人となって世界のニュースを目にするようになったからこそ、いまの世界の背景には世界史が地層として存在していると思えるようになりました。
現にアメリカとイスラエルの関係にもキリスト教福音派が影響するように、世界史の知識があるといまのニュースや社会がよりおもしろくなることの体験にも至った気がします。
歴史の学習は趣味としても安上がりで奥も深く広いので、これから時間をかけて少しずつ開拓していけたらいいなと思います。