アトミックノートをまとめるときに、その内容が一個のアトミックになっているのか、意識して検証みることが重要
2つ目のポイントについて、ごりゅごさんのコメントを転載します。
で、さっきの「面白かった理由」というやつをもう少し細かく分解してみると、それぞれが「関心がうすい分野の本を読んでみると意外とおもしろいことがある」というテーゼと繋がっていたりするんですよね。
つまりこれは、アトミックシンキング的には、キリスト教の本から学んだことを抽象化していくことで、関心の薄い本全般に通用する「細かい考え」を整理して見つけられた、ということができます。
そうすれば、一冊の本で学んだことを、他の考えにも繋げて応用していけるよね、というイメージと言えばいいのかな。
もちろんこれは「たくさんある思考の選択肢のひとつ」ではあるんですが、かなり多くの人がついつい「まとめてしまう」ことを考えると、練習してみる価値はあるものだと思ってます。
ごりゅごさんのコメントを読んで、改めて整理して理解します。
昨日のキリスト教入門が思いのほかおもしろかった理由のノートには以下の4つのおもしろかった理由を書きました。
断片的、部分的に知っているワードがあって馴染みがありました
話の展開が全く知らない人向けでレベルが合っていました
キリスト教に関する理解を根本的かつ体系的に整理されました
知らなかった意外性のある発見がありました
アトミックノートの概念に立ち返れば、これら4つの理由はそれぞれ独立したアトミックノートとして成立しそうです。
これら4つのアトミックをまとめて「おもしろかった理由」としましたが、それぞれの理由は本書のおもしろかった内容に異なる角度からスポットライトを当てているので、それぞれアトミックの要素があります。
そしてコメントのとおり、一個の概念として独立させたアトミックノートにすることで、その概念をほかにも援用できることがわかりました。
この点からも、ややもすると理由を列挙してまとめがちになります。アトミックノートをまとめるときに、その内容が一個のアトミックになっているのか、意識して検証みることが重要です。