総裁選2021
総裁選2021
自民党ヨイショ感なしに書くことが難しそうでなんとなく避けてたんだけど、前回のクソつまらんかった総裁選に比べるとハチャメチャに面白くてついつい気を惹かれてしまう 組織として胆力があるというかなんというか...
自分がキャスティングボードを握ってるとか、せめて1票持ってるとかだったら腰を据えて向き合うところだが、なんら関わりのない選挙を追っても仕方がない...とわかってはいるんだが、つい...
あと、誰が総裁になったとしてもさして変わらないだろう、という諦観もある
岸田の斬り込みから菅出ず、そして駆け込みで野田が出てくるという時点で面白いが、それぞれの主張もなかなか幅がある感じがする
4人中3人かな?が立候補かなんかの演説で俺こそが保守の本流なんだ、と保守という言葉の再定義を試みていたとおもうが、これはだいぶ前に立民の枝野も主張していたことで、この国では革新だの進歩だのを説いたら死んだりするのかというくらい保守というワードが大事みたいだ
言葉という点では、所得倍増とか党風一新とかのワードチョイスが政治オタクってジャンルもあるんだなあ、と気付かせてくれて、しみじみ想いを馳せたりした
それから、特に岸田あたりが説いていることは野党が言いたげなことが多い感じがして、そういう主張をされたら野党陣営としてはより先鋭化せざるを得ないというか、実際立民なんかは誰が新総裁になってもあまり突かれたくなさげなとこを突きまーす、みたいな主張をするようになっている気がする
理想的には、与党も野党もまず実現したい国のビジョンがあって、そこから政策が下りてきて、それぞれの利害を調整しましょう、というのを立法府には求めたいところだけどいざ選挙となると争点を作らなきゃ~となってしまうものなのかなあ
俺たちの民主主義の祖?親玉?がこの調子だからしょうがない気もしてきた