意識は遅れてやってくる
意識は遅れてやってくる
最近 Netflix で範馬刃牙を流し見してるんだけど、その中で「人間は.5秒前の世界を知覚している」話をしていて、実際のところはどうだか知らんが、まあ SF としてオモロいね、みたいな軽い気持ちでいた 全く話は変わって、夜中に家の近くの幹線道路を走っていたら、前の車の後輪から何かが吹っ飛んできたのを認識して、咄嗟にハンドルを切って避けた
そして、驚いて鬨の声を上げながら全部の行動をしていた
この間、秒数にして何秒だったのかは分からないが「突然の異常事態を知覚して、回避行動をとり、周辺の様子まで確認して、警報を知らせる声まで出している人間のマルチタスク挙動すごくね」って話で妻とひと盛り上がりした
確かに....もしかしたら現代の自動運転技術をもってしたらこれぐらいのことはできるのかもしれないが、それにしても3次元の立体空間の視覚情報を処理しながら、回避するために筋肉アクチュエータを動かしてってやってるのスゲェなと我ながら
実際のところ、アッ!と物体を認めた瞬間にはだいたい全ての身体の反射が完了していた感覚があったので、冒頭のバキの意識の話を連想してしまった
ちなみに、オチとしては、自宅へ向かう道に入った脇のところで狸が幹線道路の方をキョトン顔で見つめていて「も、もしかしてご遺族の方でしょうか.....」になって車内は一気にお通夜ムードになった
幹線道路を何匹かで横断したけど、渡りきれなかった個体が.....いたのかなと.....