さとなおさん「日本の本当の下り坂」にデータで反論したので、何らかコメントを頂ければ幸いです|松本健太郎|note
https://gyazo.com/4da41c3f742a919e1d676752cf60f9b5 https://note.mu/jyaga0716/n/nb459bf6629b4
下り坂をおりるのはもう避けられない。今の日本をこのように表現される方は大勢います。さとなおさんも参照した平田オリザさんしかり、内田樹さんしかり。 「坂の上の雲」精神というか、高度経済成長を経て日本は坂を上り切って後は下るだけ…という論評は、はっきり言って若い世代(ギリギリ私も入れてくれ!)は「知らんがな」と思うのです。 イイゾ〜〜!
第二次世界大戦後、独立を果たして日本は「もう復興需要は終わったから経済成長は戦前止まりだ」と悲観して「もはや戦後ではない」と述べました。 第二次世界大戦前、膨張する人口に対して耕作地も雇用先も無い日本は「需要を作らなきゃ」と焦りました。
課題が解けた場合も解けなかった場合も、それでも時代は確実に刻まれる。その時代を生きる人々が懸命になり、下村治のような経済学者が活躍する時代もあれば、満州軍が暴走して戦争になった時代もありました。 それを、どういう尺度を持って「下りる」と言ってるのかは知りませんが、何十年と生きてきた人生の先輩が課題を解決せずに「上がった」つもりになって「下りよう」と表現するとは一体、どういう考え方なんだ。と私は思うのです。
力強い