うーんキングオージャー
ドンブラ贔屓ってのも多分にあるとおもうけど、1話に詰め込みすぎだし、CGのクオリティは格段にあがったように感じるものの、ロケになると突然チープになったり、特撮とCGが多少うまく貼り合わされてるように感じはしたが、どんだけテクニカルにすごくてもやっぱりそれで何を描くかって話で、空虚さだけを感じた オープニングもエンディングも入らんかったんか〜いというギュウギュウ具合(OPEDの製作が間に合ってない?)
怪獣がゾロゾロきて中世っぽい城壁を破壊してくるのが、ちょうど進撃の巨人の新作が公開してたのもあって既視感しかないなーと(こればかりは仕方ないのかもしれないけど...) よくわからんけど軍団がたくさんいそうだったが、合体ロボであの1体を倒すだけでよかったのか....?そこらへんも話の筋が通ってなさすぎて渋い
ドンブラで改めてチームが揃っていく過程こそが面白いんだということを再認識して、新シリーズでもまあバラバラの5人て感じは伝わってきたけど、それぞれが国の統治者なんだという
指名手配中の犬塚はともかく、他の連中は親しみやすい属性だっただけに「う、うん、統治者ですか...」という
特に言いたいのは、合体ロボの扱いで、戦隊の構成員のマインドを合わせるというメタファーとして合体ロボがあるとおもってて、1人で10体?合体しても虚無でしかない
バラバラの人たちが力を合わせるからカタルシスがあるわけで
もっともマトリックスのアレ方式の操縦桿なのはがんばってんなと 庶民派のヤツがひょっこり赤になっちゃうってのはあるあるだけど、それにしても襲撃されてたかとおもえば、突然王宮に闖入して王とのやりとりがはじまってヘタクソかよーと
一旦鎮圧されてから直訴しにいってそのなりゆきで〜とか、王宮に潜入するくだりがあるとか、なんかそういうのはないんだーと
そして警備ザルすぎだろ、皇居にいきなり反体制派が乱入してきて草薙剣持ち出されるみたいなことだろ....
だいたいのみんなの顔見世をしたかったのはわかるけど、設定も飲み込みにくいところに5人とその家来たちがドカドカ詰め込まれすぎててしんどい
ンコソパ(名前雑すぎて笑った)の奴にフォーカスしていかにロボの修理がんばってたかの話するとか、なんでそんなに赤に主導権を握られるのがイヤかとか、そういうところからはじめてだんだん世界に入っていける感じだった方がよかったな....