うずまき(アニメ版) 感想 (ネタバレあり)
うずまきに取り憑かれた黒渦町を舞台に、ややスラップスティックなエログロナンセンスが繰り広げられていく
群像劇的な本作だが、一応メインのカップルとして登場するキリエと、シュウイチを軸に最初は渦に魅せられたシュウイチの父が桶に自ら粉砕骨折しながらうずまきになったことを契機に、額の三日月の傷(ハリー・ポッターかよ)がどんどん渦を巻いて、最後には自らごとヴァニラ・アイスみたいに吸い込まれる女、髪が本人の意志を無視して勝手に渦を巻いてしまうキリエに嫉妬する女・セキノが対抗して髪を小林幸子ばりにうずまきにしたり、ヒトマイマイと名付けられた元人間のカタツムリが出現したり(なんかこの辺はジョジョっぽいよなあ、カタツムリはウェザーっぽいし、髪の毛のくだりは由花子さんっぽいよな、どっちが先なんだろう)しているうちに、仕舞いには次々と台風が発生しては黒渦町に襲来し、トンボ池に吸収される中で黒渦町は壊滅的に破壊されるが、トンボ池を中心に渦巻き状に建設された長屋はなぜか無事で、そこに人間がひしめき合ってるうちに長屋の中で同化していってまるで巨大な一つのカタツムリになっていっていく人々......とどんどんエスカレートしていって、終盤の長屋のくだりはもう駕籠真太郎ワールドにしか見えなくて Adult Swim さん!!!!!!!こんなとこ読みにくるわけないとおもうけど!!!!読んだら是非!!!!!!駕籠真太郎作品を映像化してくれ!!!!!!頼む!!!!!!!と半ば祈る気持ちになった クレジット確認してたら、キリエ役の声優が佐武宇綺で、あれ.....どこかで見たおぼえが......とおもったら9nineのうっきーじゃないか!!!!!!!! あと、途中出てくるキリエの同級生の声優が明らかに浮いてんなとおもったら阿部サダヲで笑った