【日本と韓国 : 隣国で暮らしてみて Vol.3 】| Valknee - FNMNL (フェノメナル)
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アイドルが好きな自分と、バンドが好きな自分との2軸があったんですよ。モー娘。が衰退する時に一回離れちゃうんですけど、音楽好きは変わらなくて高校で軽音部に入ったりしてて。バンドを聴く中でTelephonesやPolysicsみたいな四つ打ちが入ってる日本のバンドが入ってくるときがあって、「これ好きかも」ってなって結構打ち込みの音楽を聴いていって。ある時に「Berryz工房ってそっち系の音だよ」って言ってくる友達がいて、「今ハロー!ってこんなに音が熱いんだ」ってことに気づいて浪人生から大学生ぐらいにそっちに行って、クラブミュージックとハロプロを同時に聴いて、踊れるものとして認識したのが大学生時代。当時『申し訳Night』とか日本語をクラブミュージック解釈で流すイベントがあって、そこでハロプロが多くかかってたので。ヒップホップも日本語だったらかけてよくて、それでヒップホップを聴くタイミングが出来たって感じでした。ちょうどPUNPEEが『Movie On The Sunday』をリリースした時期でした。 ベースとシンセもやって、曲も私が作ってました。ピコピコした曲をやってたんですけど、不仲で上手くいかなくて(笑)「人とやるの面倒くさいな」ってなってた時に、lyrical schoolのメンバーや嫁入りランドが大学の先輩にいて、女の人がラフにラップしてるのを聴いて「私もやりたいかも」ってなって。「ちょうど学祭とか出れるのあるし、それに向けて作ってみようか」ってやり出したんです。tofubeatsが同い年の星みたいになってたから「ああいう方法あるんだ」って感じで私も始めました。 女の子に対して今は歌詞の内容で「自己愛」を活性化したいというか、ガールズエンパワメントをしたいというのがあって。それをアイドルの子たちにやってもらうことで注入したいというか。アイドルは媚びなきゃいけない、とかもありますけど、考えるきっかけになって欲しくて。 そういうことを過去に言ってきた人とかに対して、攻撃してる面もあるんですけど、大きく言って大きい問題に見せてる(笑)でも一応意識してそういう感じにしてますね。
ずっと宇多丸さんの『ウィークエンドシャッフル』を聴いてて。『申し訳ないと』に行ったのもそれがきっかけで。宇多丸さんは話すことや凝り固まった考え方じゃないところが好きで、深夜ラジオを聴くような子たちに希望を与えてくれる存在じゃないですか。その後BAD HOPのラジオにめっちゃハマる時期があって。 韓国に行ったのもそうですけど、結構転勤が多かったから地元とかが無いんですよ。今も引っ越しをしてる最中で。だからといって居場所作りをしたい訳でもなくて、緩く繋がるコミュニティがあれば良くて。よくある「No New Friend」みたいな、フッドの友達だけでいい、みたいなのがゼロなんですよ。どんどん新しい友達になっていくし、自分の思想が強いからかもしれないですけど、昔仲良かった子と遊び続けるのが辛くなったりして、どんどん新しい人と遊んだりするようにしてる最中で。 すげー同時代を生きてきた感があってなんか嬉しくなってしまった