仕事の変化と価値観
|## Q
https://scrapbox.io/files/658dfdc241993a00240351ef.png
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|## Ans
提供する価値とは
code:business_value.mmd
graph LR
%% def nodes
value["仕事が生み出す付加価値"]
human((ヒト))
procedure解決策
result>結果として得るモノ・価値]
%% relations
human --- procedure --- result
value --> physicalValue
subgraph previousDomain
physicalValue ==>|付加価値提供| outcome
outcome --- product
outcome --- service
end
value -.-|これからの価値提案| virtualValue -.- matrix
physicalValue -.-> virtualValue
end
.
ヒトは、実体がある
実体を消費
空間を移動
時間を消費
より
ヒトが求める価値は、実体空間での解決策(JOB TO BE DONE)
JOBのためにHireしたモノ・サービス
Hireしたモノ・サービスにより得た結果
/icons/hr.icon
>頭と口を使ってオフィスで涼しく働く
=>それで、付加価値を生みだせるなら、それでよいです。
ただ、ヒトは、実体のある物理的な存在であるため、最終的には、物理的な消費や物理的な移動や、時間を費やしてる行動が伴います。
.
おカネを稼ぐには、ヒトの物理的な要求(消費・移動・行動)に対するジョブ(課題)に対して、解決が必要となります。現状では、その解決は、物理的な世界で、価値提案することになります。
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ヒトが、バーチャルな世界で生きていけるなら、違ってきます。社会が進歩して、ヒトの消費・移動・行動も、バーチャルなレベルも問題なくなっています。で、そのバーチャルな価値も消費されています。
.
映画のマトリックスの世界ではないですが、ヒトは、プラグに繋がれて、バーチャル・グラスで、映像を見せられてるだけとも言えます。
資本はバーチャル空間で付加価値を出している
code:virtual_domain.mmd
graph LR
%% def nodes
value["仕事が生み出す付加価値"]
virtualValue電子空間での為替取引
physicalValue貿易取引
%% relations
value --> physicalValue
subgraph previousDomain
physicalValue <-->|価値交換| output
output --- product
output --- service
end
value ===|利益至上での投機| virtualValue
subgraph VirtualDomain
virtualValue --> revenue
end
end
.
実体のある貿易取引
資本取引の数十分の1
電子ネットワーク上の為替取引
資本取引で、膨大な収益を生んでいる
.
/icons/hr.icon
>頭と口を使ってオフィスで涼しく働く
=>金融ビジネス等は、電子空間に構築された市場で、電子的なマネーを、売り買いして、差益を取るビジネスです。
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為替市場では、実体のある物理的なモノ・サービスの取引(貿易収支)の数十倍のマネーが、投資マネーとして、バーチャルに世界中を徘徊しています。
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本来は、実体のある経済が主体なのですが、その経済の一部の情報を、バーチャル空間に写像した金融経済が膨張しています。このような金融経済を、例えると、犬を模して、実体経済を胴体、その胴体についている尻尾を金融経済として、尾っぽがふれると、胴体が振り回される・・・等と言いました。
オフィスワーカーは額に汗して働く?
code:officework.mmd
flowchart LR
officeworker((🧑🏻💻))
officework事務作業
state(非効率)
creativework付加価値創造作業
improvement改善
finding新たな発見・知見
%% relations
officeworker --- creativework
creativework --- improvement
creativework --- finding
officeworker --- officework -.- state
end
.
頭と口を使って、働く
オフィスワーク
事務作業=>付加価値創造をする作業へ
.
/icons/hr.icon
>頭と口を使ってオフィスで涼しく働く
=>ご意見は、全般のオフィスワークを意識されてのご発言と思います。コロナ時のリモートワークで、オフィスワークが非効率的だとか、オフィスワークは実は出社の必要が無いとか、言われましたね。
.
これからAIがオフィスワークに適用されると、オフィスワーカーは、半分は失業するって言われています。
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>頭と口を使ってオフィスで涼しく働く
=>そういった意味では、ご意見は、創造性のある仕事、独自の発見や改善などで価値を生みだす仕事をするべきとの指摘なのでしょう。それは、その通りですね。
オフィスワーカーの劇的な生産性向上=>経済回復
code:servicebusiness.mmd
flowchart
%% node definition
end
%% relations
GDP --- agriculture
GDP --- factory
GDP --- service --- essentialwork
service --- officework
service --- virtualwork
human((ヒト)) --- value
service === value
end
end
.
日本のGDP:産業構造
第一次産業:1%未満
第二次産業:22%
第三次産業:77%
日本経済の復活
第三次産業==サービス業の生産性向上、増強、消費増大
人口動態からみると、エッセンシャルワーク
医療, 介護
教育
>より金を稼ぐ仕事がより尊い仕事だって価値観にならないと日本は駄目な国に転がり落ちるでしょう。
>そこで質問です。どうすれば価値観を変えられますか?
code:viewpointofvaluecognition.mmd
flowchart
virtualconsumptionバーチャルな消費
virtualvalue ---|対価の設定| virtualconsumption
end
.
日本人が、バーチャルな消費に対価を見出す<=バーチャルワーク
/icons/hr.icon
>日本経済の劇的回復のためには、額に汗して働くのが尊く、頭と口を使ってオフィスで涼しく働くのはずるいって感覚を捨てないと駄目
=>具体的に何をすることで、劇的に回復するかが、重要です。
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日本経済は、
GDPの90%以上は内需で、
GDPの77%は、第三次産業の財・サービス生産量が占めています。
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つまり、日本経済が回復するには、
内需の活性化と第三次産業、特に、サービス産業の消費規模(生産規模)の増強が必要です。
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現状の人口動態を考えると、サービス業は、医療、介護、教育などが中心で、どうしても対面でのサービス主体になりそうな気もします。
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コロナ下で、汗水働く、エッセンシャルワーカーに感謝するべきなどの発言もありました。
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>より金を稼ぐ仕事がより尊い仕事だって価値観にならないと日本は駄目な国に転がり落ちるでしょう。
>そこで質問です。どうすれば価値観を変えられますか?
=>バーチャルな仕事でも、そこに価値があるという価値観をもつことです。
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ご質問者のご意見の通り、日本は、バーチャルなモノになかなか価値を見出せず、その消費も控えめです。これからは、ネットワーク上にあるバーチャルなモノ、ヒトとヒトとのバーチャルなつながり、等に、当たり前に対価を設定するようになるのでしょう。
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感想でした・・・
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/icons/hr.icon
created: 23/12/26(Tue)20:03