独占禁止法3版567頁
註14
註14に掲げた考え方に反するようにみえる事例として、平成30年の委員長再任の事例が現れた。
事務総長会見記録(平成30年2月14日(水曜)13時30分~於官房第1会議室)
「本日,まず私の方からは,公正取引委員会委員長の人事についてお話しいたします。公正取引委員会の委員長の人事につきましては,昨日2月13日の衆議院及び本日午前中の参議院のそれぞれの本会議におきまして,内閣から提出しておりました杉本委員長の再任に同意を求める人事案が可決されました。杉本委員長は本年3月4日で任期が満了となりますので,任期満了後,速やかに発令が行われるよう手続を進めてまいります。」
参考
「(問) あと1問ですね。その3月5日から,杉本委員長は,定年の70歳というのは2020年9月13日まで,約2年間の新たな任期に入るわけなんですけど,・・・」
註14に掲げたような考え方が過去に国会等で主張され、現に従われたことがある模様であるのは確かであるので、訂正の必要があるものではないが、適宜、修正する。