早すぎた/遅すぎた構成要件実現
和田俊憲『どこでも刑法 # 総論』
復習 26-28頁
いずれも故意犯の成立を否定しない
客体の錯誤
因果関係の錯誤
方法の錯誤(ネーミングが特殊)
事例29・・遅すぎた
131頁の整理を理解できるほうがよいが、
131頁末尾のまとめも理解する必要がある
故意に基づく行為と客観的因果関係がある形で結果が発生すれば、「遅すぎ」でも殺人既遂になる
事例30・・早すぎた
「一連の行為」を観念し、それによって結果が生じたから、殺人既遂になる