共同正犯の因果性
#和田俊憲『どこでも刑法_#_総論』
事例36と事例37で、「物理的因果性」と「心理的因果性」について思い出してください。
事例38と事例39を対比することで、XとYの存在がZによる実行行為に対してどのように影響しているのかを確認してください。
★事例37の「心理的因果性」と、事例39の「心理的因果性」は、同じでしょうか。(同じかもしれません。しかし、違うようにも見えます。どうでしょうか。)
共犯から離脱したと言えるためには、「物理的因果性」と「心理的因果性」の両面で、実行行為者の行為へのつながりを打ち消す(「遮断する」)ことが必要であることを、事例40・事例41を通じて、理解してください。
事例42で、Xに共同正犯が成立しないのは、なぜですか。説明してください。