ロジック
介護記録ソフトに関する競争者に対し取引妨害、という事案。
令和5年12月20日 注意
一般指定14項
「介護記録ソフト」は、ロジックとA社が競争関係
A社は、「介護保険請求ソフト」も売っている
B社が、「ロジックの介護記録ソフト」と「A社の介護保険請求ソフト」を導入しようとした。
「ロジック及びA社は、ロジック製介護記録ソフトとA社製介護保険請求ソフトとのシステム連携に向け交渉を開始した。ロジックは、A社に対し、システム連携の条件としてA社製介護記録ソフトの販売の制限と取られかねない内容を提示した。」
shiraishi.icon「販売の制限と取られかねない内容」の具体的内容が分かりにくい。
令和5年5月23日 立入検査報道
NHK
金沢市に本社がある介護管理システムの開発会社「ロジック」
「ロジック」は、介護サービスの実施状況をスマートフォンを使って記録・管理できるソフトを開発し介護事業所などに販売していますが、別の会社が開発した介護保険料の計算ソフトと連携させることで、保険料の請求までできる仕組みになっています。
関係者によりますと、この計算ソフトの開発会社に対し、「自分たちの製品の販売に協力しなければ連携しない」などと持ちかけていた疑いがあり、公正取引委員会は、相手の事業活動を不当に制限する独占禁止法違反の「拘束条件付取引」にあたると判断したということです。