「異字同訓」について
ワークブック新訂第2版641頁において、異字同訓については文化審議会の考え方を参考にすることとされており、文化審議会の異字同訓に関する考え方の最新のものが下記の平成26年のものである模様である。少なくとも、令和4年の公用文考え方解説35頁に、下記へのリンクが掲げられている。
「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)
文化審議会国語分科会「「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)」(平成26年2月21日)
「越える」と「超える」
「越える」「越す」
ある場所・地点・時を過ぎて、その先に進む。
「超える」「超す」
ある基準・範囲・程度を上回る。
https://gyazo.com/98838d12cb57524eef628232d9cbd5c2
「遅れる」と「後れる」
「遅れる」
時刻や日時に間に合わない。進み方が遅い。
「後れる」
後ろになる。取り残される。
https://gyazo.com/2a142d4d74dc95e642b711edf2cd7a81