Spring2020
公益社団法人商事法務研究会・経営法友会 主催
「競争法・独禁法の基本的な考え方」
事前一括配布レジュメについて
2020年1月13日の段階でここに掲げられていた内容をそのままPDFに出力したものです。
このほか、前週段階の最新版に「★」が付いているものをお届けする予定です。眺めておいていただく程度で結構です。
この「Spring2020」はセミナー開催中も更新を続けます。最新版は、ご自身の機器でもご覧いただけますが、セミナー会場で映写します。
ご所属組織のネットワークによっては、「Scrapbox」へのアクセスを一律に弾いている場合もあるようです。
6回の内容
開催趣旨
競争法(competition law)とは、米国反トラスト法、EU競争法、日本独禁法などの総称ですが、この分野には、他の法分野とはかなり異なる発想・文化があります。例えば、他のほとんどの分野では、ルールが条文に盛り込まれ、「条文からスタート」などと言われますが、競争法では、条文の肝腎のところは抽象的であり、条文を読んでも何もわかりません。他方で、競争法の当局・実務家・研究者においては国際的な交流が活発なので、基本的な考え方においては、ある程度、共通化されています。専門家は、国際的に共通した枠組みで思考し、その結果を、国内で通用させるため便宜的に、国内法の条文に当てはめているのです。条文を読んでも何もわからないのは、そのためです。
この「基本的な考え方」を中心に、講義します。そして、これを理解するための具体例として、日本独禁法のガイドラインや事例を中心に、時には米国やEUの素材も少し見るなどします。これにより、日本だけでなく外国の競争法を見る場合にも使える汎用的な枠組みを得ることを目指します。
第6回が延期され、主催者が受講者のみにYouTubeのURLをお知らせし、2週間、ご覧いただきました。
https://gyazo.com/7c2c7153a288ba350fbabe7ddc86c0e9