未遂・その1
#和田俊憲『どこでも刑法_#_総論』
事例26・事例27(結果が発生しなかったことによる未遂)を確認してください。
事例28(条件関係がないことによる未遂)を確認してください。
事例29(法的因果関係がないことによる未遂)を確認してください。
未遂は、故意と行為があれば足りるか。更に何かが必要か。事例30とその解説によって確認してください。
それが必要とされる根拠を32頁下半分で確認してください。
★「未遂処罰の前倒し」は、論理的には当然のことを述べただけではないかと思います。むしろ、事例31では、「(iv)のあたりで(遅くとも(v)に至る前に)殺人未遂罪が成立する」という著者(和田先生)の感覚を説明するトレーニングをするのが、有益です。