ハーピー
鳥で文化
なんか発掘した
ハーピーの身体的特徴について
巨大な両翼
身体的特徴は何と言ってもその大きな両翼である。翼を広げた時の翼端長は、身長の2倍近くなる。 具体的には、指骨が前腕と同じ程度か、それよりやや短い程の長さがあり、その上で先端の羽根も同程度の長さ(大きさ)があるため、両翼を広げると丁度身長の2倍程度の長さになる。 彼女らは、この大きな翼で空を飛び、広大な移動範囲を持つため、住みかを移さなくても十分な食料採取が可能だった。人間と違って農耕が始まる前から定住生活を行っていたようだ。
飛行によって物を運べるのは、自身の重さの半分程度までだった。また、複数人で協調して飛ぶと言うのが難しく(二人三脚のよう)複数人で一つの重量物を運ぶという事はまず行われなかった。協調飛翔は個人に備わった特殊技能だった。
翼に隠れた嘴指
一見、両腕が翼のため手指が無いように見えるが、丁度人間の手の位置に、嘴のように鋭い指が存在する。骨格で見ると、人で言う親指が下顎、人差し指が舌、中指が上顎を担当している。 中指は翼と癒着していて、親指に噛み合うように固い組織片が張り付いてると言った方が正しい。
嘴状の指は、植物の繊維を取り出したり、肉を切り裂いたりする事に使っていた。 また、翼の手入れにも使用していた。物を持てるだけの握力もあるが、足の方が握力は高い。 また、嘴の端はかなり鋭いため、超小型のナイフとしても機能していた。
嘴状の指の中にある、肉質な指は、器用に動かす事が出来、紐を編んだり結んだりする時はこの指(舌)を器用に使う。 また、この指は唯一人類の指と同等の感度を持っている
この特殊な指を使う事で、主に繊維状の素材を利用していたようだ。草木を剥いで繊維や紐を作ったり、狩猟した獣を解体したりする事が出来た。 翼の手入れなんかもこの指で行う。
柔軟で器用な足指
下半身に目を移すと、羽毛に覆われた太ももと、そこから伸びる恐竜のような足指が目に入る。 この足指は非常に器用で、枝に捕まるだけでなく、物を掴んで振り回す事が出来る。 足指の付き方は前方2本後方2本の対趾足となっているのが、この器用さを産んでいる。 また、足指の先には、巨大なかぎ爪が存在している。 目立たない所では、股関節の柔軟性と、平衡感覚、が非常に良い事が挙げられる。これによって下半身を柔軟に活用した営みを行う事が出来る。 足の器用さが求められる職業のハーピーは、爪を短く手入れしている。 近現代の、人類に溶け込んでいるハーピーも、マナー的な認識で爪を短く削り込んでいる。
用足を補助するお尻
お尻の先には(ドナルドダックのように)小さく突き出ている。足指で何か作業する際、ここを支えにして身体を支える事が出来る。突起は丁度3角錐のような形状になっている。
尾羽は、三角錐の上辺に沿って生えている。
気流をつかむ皮膚感覚
ハーピーは皮膚感覚で上昇気流のある方向を感じ取る事が出来る。これは基本的に飛行の補助に使っている。
婚姻戦略としての容姿
ハーピーには雌しか存在しない。子作りには人類の男性が必要になり、時期が来たらその辺の男性を襲い、それっきりとなる。 この時代では、まだ彼女たちと人類とのコミュニケーションが成立していない。
痕跡器官として、尾羽が存在するが、これは男性を魅了し、子孫作りに有利だったため、よく遺伝している。
卵生
TODO
総排泄口
TODO
尾脂腺
TODO
https://gyazo.com/32396c6b324628f4df31f2128be16dc3
ハーピーの衣類について
人間のような袖は翼が邪魔で通せない。
古代
寒い時は、毛皮で出来た貫頭衣を着ていた。 適当な毛皮の中央に頭を通す切れ込みを入れて、ずっぽり被る。その後腰を適当な紐状のもの(紐、毛皮の切れ端)で腰を縛る。 毛皮が取れない地域では、自分たちのダウンや繊維を編みこんだ麻布で出来た貫頭衣を着ていた。 暑い時は、全裸で居るか、全裸マフラーかで過ごしていた。 また、短毛の毛皮で出来た貫頭衣を着る事もあった。
装飾に関しては、紐を中心とした首飾りやベルト、足首飾りが存在した。 着飾る点については、人類の男性を魅了するために行っていたと考えるのが自然である。
中世
服飾の素材としては、亜麻とウールが中心になり、構成は金太郎みたいな前掛けや、エプロンが主流になる。
魅力的な服は、グラブルのエルーンのような服になってくる。隙間から見えるのはあまり気にしない
また、階級が上位の者は、翼の上から布地がたっぷりしたマントやケープを羽織るなど、動きづらく華美な服装になっていく。
近世
サイドファスナーや、横にリボンを結んで固定する
コルセットやビスチェみたいな、前で止める服
脇丸出しなのが気になる時代
生地の中間にリボンを設ける事で、背中側の布地を前に持ってくる事で脇を隠す
ホテルの浴衣でたまにあるやつ
https://gyazo.com/475d93867730c71c46bcc5845b6a1925
エプロンを裏側に着るイメージ・・・
後ろの生地を表に出して、おへそに大きなリボンを飾るのもGOOD
裾を長くしてワンピース風にするのも可愛い(灰色が背中側の生地
https://gyazo.com/344462114ec133887a9e5b36803b32ae
コブラ・エプロンだとか、スモック・エプロン、タバード・エプロン、エプロン・ベストと呼ぶらしい 調べた感じタバードエプロンが一番オシャレかも
エプロンベストは軍服っぽい
紡績関連
資料
古代
亜麻や樹皮などを、手で裂いて繊維にする。手指の特徴から、結構向いている作業だった。 裂いた繊維は、籠に入れて保存していた。
繊維を撚り合わせて糸にする。道具を使わずにやる場合は、三角座りのような姿勢で、両手で繊維の束を持ちながら、両足で撚り合わせていた。 道具にはタクリ状の小型の紡錘があり、これを使う場合も三角座りのような姿勢から、利き足で紡錘を回しながら、反対の足で繊維を繰り出す。 住環境的には、カーペット住みのようなものなので、紡錘が回りやすいように、小型のお椀(スピンドルボウル)を敷いて使う
糸を編んで布にする。 資料の弥生の織機を両手両足で用いる。両足で綜絖(糸の上下を入れ替えるやつ)を操作して、両手でシャトルを操作するため、人類より効率的に機織りが出来た。
中世
亜麻と羊毛が主な繊維になる。 綿は種の摘出が難しく、綿繰り機の登場まで普及しなかった(あるいは高級品だった)。
糸車が現れる。 和製の糸車のように、地面に置いて使用する。 糸繰りは両足で行い、手ではずみ車を回していた。
近世
輸送関連
荷運びには風呂敷を首に下げて運ぶ。 飛ぶ場合、背中に背負うような運び方はしない。荷物をぶら下げるようにする。
古代には網かごを首に引っ掛けて飛ぶ。風呂敷は獣の皮を使う
軽い物はメッセンジャーバックなんかに入れる。
身体にピッタリ付ける、ボディバッグやウエストポーチなんかも良い
飛んで運べるのは人間が前から抱えて苦労しないレベルまで。重くて20kg位?
ハーピーの食性について
獣と木の実が中心、魚も採る。飛行による広大な狩場。火打ち石による火の利用。 また、唐辛子を好んで食べる習性がある
串焼き文化
カラトリーとしてのナイフ
唐辛子をよく食べる国
メキシコ
タイ
ブータン
運搬具としての籠
特に籠の発達が著しく、基本的には籠の中に羽毛や繊維による床材を敷いて、緩衝材としている籠の形成も、小枝をランダムに組んだ鳥の巣状のものや、蔓を編んだ近代的な編み籠も存在している。大小さまざまな形や、蓋付きのような機能的な物までバリエーションが高い。 また、取っ手が大小2種類付いている事も特徴で、大型の取っ手(バスケットのアーチのような)は飛行中に足でつかむ部分、籠の両端にある小さい取っ手は、手指が丁度引っかかるように作られており、地上で運搬する際は両翼で抱えるようにして運んでいたことを思わせる。
手頃な運搬具としての携帯紐
携帯に便利で、両翼の器用さを補助するための、1メートル程度の紐をよく使う。 重量物に巻きつけて、引っ張ったり背負ったりして運ぶ。
首下げポーチ
粉物運搬の風呂敷
初期の毛皮の主な使い道だった。 特に土器を作り始めてからは、土を運ぶのに重宝していたようだ。 足で持つ時は、四隅をそれぞれの爪にひっかけて纏める。 手で持つ時は、携帯紐で口を纏める。
調理道具としての土器
人類の土器との大きな差別点は、左右に大きく張り出した取っ手と、内壁の模様にある。 まず張り出した取っ手については、人類のように掴むのではなく、翼に乗せるようにして運んでいたことを示している。 内壁には網目のような模様が付いており、これにより、先ず籠を作成し、籠に粘土を塗り付ける事で成形された事がわかる。 土器の外壁には掘り込みによる模様で飾られており、足指の器用さを感じさせる
他にも石を削り込んだ石鍋や、平らな石を使ったプレート、火の側に置いた石が加熱用の道具として利用されていた。 食材の加工には、必要に応じてナイフ、乳鉢など。 これらは主に足で取り扱う物だった。
狩りについて
彼女たちは、樹上の高い位置から獲物を探す。見つけたのが小型の獣であれば、上空から急降下する狩りを行う。大型の獣が相手の場合、上空から石を落として狩りをする。麻紐で作られた運搬具(人間のスリングに形が似ている)によって、人の頭ほどの大きさの石を運ぶ事が出来たため、それなりに威力があった。
また、体力についても人類並みにあった。獲物を執拗に狙い、落石などを続ける事でスタミナ切れを起こして狩猟する。
狩りの道具、武器としての「吹き矢」
飛びながら使用する事も出来る点で、弓よりも吹き矢が一般化する。 嘴で保持する小型の物と、足指で保持する大型の物がある。 基本的には大型の物の方が一般的。
ハーピーの住居について
地上生への収斂。
地べたに座るタイプの文化(椅子を使わない文化)
水回りは床に埋め込む
円形(と言うよりほぼ球形)
家屋の特徴
彼女らの家屋は、主に枝を組み上げる事で建築されており、半球状の外見をしている。 雨避けのため、天井には葉のついた枝が利用されている。より高度な家屋になると、枝束を利用したり、泥を塗り込むなどして、気密性(断熱性)を向上させている。 人類の竪穴式住居が梁を中心とした骨のある構造なのに対して、外壁が加重を支える構造になっている。(さながらモノコック構造のように)
ちょうど、丸っこいテントのような見た目とサイズ感
人類との大きな差異としては、床材と土間の発達が挙げられる。円形の部屋のほとんどを小枝と繊維、羽毛による床材が敷かれているが、奥に調理暖房用の炉があり、その周辺のみ土間となっている。
大きな特徴として、火の扱い方にある。 人類の家屋とは異なり、屋内に炉を設けず、屋外に大規模な炉を建築する。 この炉は煮炊きのためだけでなく、炉によって作られた上昇気流を利用した飛行の補助(カタパルト)としても活用されていた。
人類の家屋が屋内に炉を設ける事で暖を取っていたのに対し、ハーピーの家屋は床材の工夫で暖を取るのが一般的になった。 特に空間断熱を利用しており、近代的な家屋には骨組みの隙間に羽毛や獣毛を詰める事で、断熱性能を向上させている。
古代の住居イメージ
https://gyazo.com/686abd704f1a6c765a257787b702f5e2
もう少し時代が下ると、理性的な編み方が主流になって球形になっていく
https://gyazo.com/81954790e93c74a5969497c7d269c4ea
https://gyazo.com/29321a0da3991fc5719326f9d4acafea
足斧による木の伐採
大規模な炉に対して大量の燃料供給が求められるようになり、木の伐採が行われるようになった。そこで石を割って作った足斧(人類の手斧と同じ)が作られるようになった。人類の手斧はすぐ柄が取り付けられるようになったが、足斧は石単体で用いられた。
飛行のための上昇気流を作る場所。デカい焚火
言語体系
基本的には人類と同様の言語体系を持つ
飛行中や遠くの人とのやり取りに口笛言語を使用する
高原地帯の方がそれっぽいけど、平地でも使って良いかな?
橋、川渡り
滑走路で飛び超える
高台から滑空する
簡易的な物として、電柱のような棒を設置する。足で登って滑空する