全世代型社会保障制度
負担を将来世代に先送りしない
「若い世代が社会保障を支え、高齢者は支えられる」 ではなく、「全世代で支え、全世代が支えられる」 という考え
社会保障は、元来、個人の力だけでは備えることに限界がある課題や、リスク、不確実性に対して、社会全体での支え合いによって、個人の幸福増進を図るために存在するもの 個人と社会を共に豊かにするという観点からは、消費の中心的な担い手である中間層を厚くし、「成長と分配の好循環」 の実現にも寄与するという社会保障の意義を再認識すべき 制度を支える人材やサービス提供体制を重視
社会保障は、法令や制度、財源のみによって成り立ち得るものではなく、医療・介護・福祉など多くの社会保障サービスを支えているのは現場の人材である 社会保障制度全般について、データの活用を推進し、豊富なデータに基づき、個別の社会保障政策における EBPM の実現を目指す マイナンバー制度の下で保有されるデータを含めた幅広い主体によって保有される関係データの連携 関連