母語教育という思想 国語科解体/再構築に向けて
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紹介
いま教育現場には、単なるハウツーではない理論が求められている。しかし、国語教育の現場で必要とされる理論と、言語学/日本語学や文学研究が基盤としている理論とには絶望的な差異が存在する。新しい学問「母語教育学」に立脚して、その差異をつなぐ手立てを模索する。
目次
第1章 研究方法論の再構築
第2章 テクスト/文章の分析理論
第3章 テクスト/文章の解釈理論
第4章 自己/言語/教育
第5章 「作品=教材」論-「作品」は生きることの「教材」である
第6章 国語科解体/再構築に向けて
書評
難波博孝著, 『母語教育という思想 国語科解体/再構築に向けて』, 2008年6月20日刊, 世界思想社, 四六判, 368頁 府川 源一郎