横尾時蔭の墓
豊原兼秋(
廷臣
)が四国に下向した際、浜で琴(
楽器
)を弾じていると、ある者がそれを聞いていた
兼秋が誰何すると、その者は横尾時蔭と名乗り、父が昔天王寺の
楽師
をしており、音楽に造詣ある者だった
兼秋と時蔭は兄弟の契りを結んで再会を誓ったが、時蔭は間もなく亡くなり、再訪した兼秋は
墓所
を詣でた
『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.54
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#香川県多度津町
西白方